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CV:つかせのりこ

概要編集

アクマイザー3』第18話「なぜだ?!狙われたイビル」に登場した隊長怪人。荒削りの宝石で包まれた昆虫人間のような容姿をしており、特に頭部には複眼のような赤い宝石があり、額には単眼と2本の細い触角がある(おそらくこれが隊長の証の角だと思われる)。左手はカギ爪のようになっている。

本名はダイアナで、イビルとは婚約者の間柄で、ガブラとも面識があった(ガブラの反応からどうやらダイアナを名乗っていた頃から容姿は変わっていない模様)。イビルも彼女を「アクマ族とは思えない天使みたいな人だった」と評していた。しかし、自身の親によって別離を余儀なくされ、彼とは疎遠になっていた。

武器はジャンケルで、護拳にも荒削りの宝石のような意匠がある。背中の模様がある羽根は「ダイヤンガーウイング」という爆弾にもなる飛び道具でもある(抜いてもすぐに生える)。

ダイヤモンドの反射を利用した光学兵器を製作しており、材料となる宝石を奪うべく宝石店を襲撃していた。しかし、中枢に組み込む200カラットのダイヤモンドを部下が落としてしまい、それを回収したシンジという幼稚園児を狙った(なお最初に見つけたのは彼の恋人のアイコだった)。


劇中の活躍編集

シンジが回収したダイヤモンドを奪還するべく彼と女性教諭を襲うが、そこにアクマイザー3が現れ、ザビタンとガブラの追跡でシンジを救出されてしまう。シンジを救出して一息ついていた二人を急襲し、兵士アグマーの機関砲でガブラを負傷させて、再度シンジをさらうが、ザビタンによってシンジを解放されてしまう。ザビタンとにらみ合う中、イビルが接近するとダイヤンガーウイングを放ち、爆発の隙に退散する。

その後、宝石店を襲撃し、宝石の強奪がてら店員と客を抹殺しようとするが、一平とジュン、そしてザビタンとガブラが割り込んだため退却する。しかし、逃げた先にもザビタンとガブラが現れ、「イビルと一緒に働かないか」と説得される。武装解除してまで説得する彼らを斬りつけると再び退却する。

だが、イビルへの恋心は捨てきれていない事をダルニアに看破されて動揺してしまう。メザロードに叱責された彼女は逡巡しつつもイビルと戦おうとするが、ザビタンとガブラが立ち塞がる。ガブラの反対を押し切り自身に立ち向かうザビタンとジャンケルで戦うも、ジャンケルを振り払われてしまう。死を覚悟する彼女だったが、ザビタンに「命はもっと大事にしろよ」と言われて落涙する。二人と共にザイダベック号に乗り込んで自身の基地に向かい、一平を介した伝言で同じく基地に向かったイビルと再会しようとするが、メザロードに率いられたアグマーに機関砲で銃撃されてしまう。「嬉しい...私...ダイアナのままで死ねるのね...」と呟いて爆死した。その跡には彼女のジャンケルだけが残り、イビルはそこで慟哭するのだった。


余談編集

ザビタンは彼女と面識がなく、イビルとガブラもダイアナの改名を知らなかった事から、彼女の入隊は最近の事だったと思われる。


声を担当したつかせ女史は1989年5月に急逝しており、東映特撮への参加は今回のみとなった。


関連タグ編集

アクマイザー3 アクマ族 隊長怪人 ダイヤモンド

哀しき悪役


ダイガー仮面:主役チームのメンバーの恋人のなれの果てである怪人。ただし、イビルへの恋心を捨てられなかったダイヤンガーと違い、こちらは改造手術の影響で恋人を平然と利用する冷血漢になってしまった。

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