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破壊の魔女(プリキュア)の編集履歴

2022-01-17 00:12:15 バージョン

破壊の魔女(プリキュア)

はかいのまじょ

『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の登場人物、あとまわしの魔女のかつての称号。

概要

第42話にてバトラーから語られた、あとまわしの魔女のかつての称号。


過去、伝説のプリキュアと対峙していた存在と思われ、バトラーはこの頃から彼女に仕えていた忠臣である。


その目的は世界の破壊だが、何故その様な事を目論んでいたのかについては今の所分かっていない。

人物の詳細や本編の動向はあとまわしの魔女を参照。


※以下は本編の核心に関するネタバレが含まれます






































真相

第44話にて、その正体が産まれながらにして『破壊』を司る存在である事が判明する。

自然災害の化身ともいえ、全てを破壊するために産まれてきたため、この世の生物達とは根本的に相容れない存在だった。


当初は宿命に従い嬉々として人類に危害を加えていたが、油断から人々の抵抗による砲火を受けて負傷し、海辺の洞窟に身を寄せる。


そこに一人の少女が訪れる。少女は魔女が傷ついているのに気づくと、魔女の手当をした。

少女はアウネーテと名乗ったが、魔女自身は名前を言わなかった。アウネーテからは友情の証としてアネモネの花で作られた指輪を与えられる。


しかし魔女は自分の宿命には抗えず、再び地上への侵攻を開始する。その中でキュアオアシスと対峙することになるが、そのプリキュアがアウネーテである事を知ることになり、アウネーテにも自分が破壊の魔女である事を知られる事になる。


キュアオアシスの説得も自分の出生理由から受け入れられず、2人は激しい戦いを繰り広げるが、決着はつかなかった。

そうしている内、無意識に戦意を失った魔女は「決着は明日にしよう」と告げ、キュアオアシスの前から去っていった。


しかし、その『明日』が来ることは無かった。


キュアオアシスとの対決の次の日、バトラーから「『明日』になりました。今日こそプリキュアと決着を」と告げられる。しかし、魔女は「明日にするわ」と先延ばしにする。


その次の日も、また明くる日も、バトラーからキュアオアシスとの決着をせっつかれる度に魔女は「明日にしよう」と、宿敵に抱いてしまった情から決着を先延ばしにすることを何度も繰り返す。

それを長年繰り返すうちに、アウネーテの肉体は滅び、ついには自分が何を後回しにしていたのかすら忘れてしまったのだった…。


こうして「破壊の魔女」は「あとまわしの魔女」になったのである。


それでも魔女はあとまわしを続けるため、愚者の棺を用いて永遠の命を得ようとしていたのだ。


「永遠にあとまわしを続けること」、それこそが魔女の望む永遠のあとまわしだった。


余談

『破壊』の示すもの

第44話で明かされた『産まれながらの破壊を司る存在』との異称の指す概念は以下の通りと思われる。

  • 『海の恵み』と対成す『海の厄災(渦巻津波等の水害
  • 『再生』『発展』を促す為の『自壊』

実際、同じスーパーヒーロータイムでは、物語を守る為に物語を破壊する『世界の破壊者』が存在する。


関連キャラ

クローズ(プリキュア) エリシオ 蛇遣い座(プリキュア):プリキュアと決着を付けず去っていったプリキュアシリーズのラスボスキャラクター。ただし彼らはプリキュアとは完全に和解はしておらず、クローズに関してはいずれまた現れる事を仄めかす台詞を残しながら去っている。


ククルック:人形劇の悪役に使われた人形が付喪神と化した悪。悪事の動機が悪役だから悪事を行うと言うもので、生者から受け入れがたい存在理由と、顛末が自分に優しくし、受け入れようとした存在が現れた事で自分の存在意義を失う点が共通する。

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