この記事にはネタバレが含まれます。
「――――――安全圏(ティル・ナ・ノーグ)は崩れない」
プロフィール
通り名 | 常緑樹 |
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本名 | シルヴェストロ |
年齢 | 不明 |
メインジョブ | 【猛毒王】(毒術師系統超級職) |
エンブリオ | 【楽園遊偽 ティル・ナ・ノーグ】 |
概要
スプレンディダとはフリーで活動する<超級>の一人。かつて皇国における内乱で反クラウディア派に雇われてクラウディアの暗殺を謀ったが、その能力からドライフ皇国とアルター王国の戦争の為にスカウトされる。
人物
キャラ付けにより特徴的な喋り方をする、デンドロをただのゲームとして楽しむ典型的な遊戯派のマスター。『面白そうだから』という理由でクーデターにも戦争にも、世界に牙を向く存在にすらクエスト感覚で協力する、「ゲームを楽しむ」生粋のプレイヤー。それ故に自分の安全を確保した状態でゲームを楽しむパーソナリティーがエンブリオの特性に如実に反映されている。
リアル
彼のリアルは世界大会で賞金を得る程卓越したゲーマーであり、優位バグ(グリッチ)、つまりクソコンボを見つけるのが上手いタイプ。その為表彰台でもブーイングを受けるが、禁則事項に抵触しない為本人はどこ吹く風であり、「殿堂入り」という名の「出禁」をくらっている。
あくまでゲームはゲームとして割り切って楽しむ為にやっている。
能力
後述のエンブリオとジョブのバグの様なシナジーでほぼ不死身。
戦闘ではジョブによる毒攻撃を中心にしている個人生存型で、物理最強であるベヘモットですら特典武具とのコンボで単独での足止めが可能(現在はベヘモットの特典武具で突破可能)。
更に普段は余裕綽々だが、敗北の可能性が高くなるとむしろ敗北の可能性を超えて『もっと先へ』と思う様になり、プロゲーマーとして本気の広域制圧型のバトルスタイルに切り替えてくる。
エンブリオ
エンブリオ名 | 【楽園遊偽 ティル・ナ・ノーグ】 |
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TYPE | レギオン・キャッスル |
能力 | ゲーム |
到達形態 | Ⅶ |
デンドロのリアル過ぎる世界を「自分が求めるゲーム」では無いと感じた事で誕生したゲームの中でゲームをするエンブリオ。
本体の形状は『うろ』のある木。そこに座りスキルによって安全圏からアバターを操作する為不死身な様で不死身ではないエンブリオとなっている。
- 第1スキル 『輝ける命』
一日一つだけ実る果実を基に本人と感覚がリンクしたアバターを生み出し操作するスキル。超級に至った事で光による高速再生能力とスプレンディダ本人と同じステータス・スキルを持つという付加能力を獲得しており、一度に操作可能なのは一体限定で、分身が倒されるとドロップアイテムの様に枯れた果実として残る。分身が生存したまま日を跨げば果実をストック可能。
ちなみに再生するのは肉体のみなので装備は破壊されたまま。
- 第2スキル 『水底の座』
ティル・ナ・ノーグ本体と座したスプレンディダを影の異空間に沈めるスキル。
影はほぼ全ての干渉を弾く安全圏だが、二つの縛りがあり、
1 「第1スキル使用中のみ発動可能」
スキルが使用不可になると影内部の空間が崩壊する。
2 「ドロップした果実で第三者も侵入可能」
分身を倒した者は果実を使ってスプレンディダ本体と戦う事が可能となる。
- 必殺スキル 『常若の国に命は溢れ、勝利者達は彼岸を臨む(ティル・ナ・ノーグ)』
日中でしか発動できない必殺スキルにして、彼を広域制圧型にシフトさせる切り札。
分身がスプレンディダの模倣からステータスを優先した植物型ゴーレムの姿に変貌。更に第1スキル同様にジョブの能力を搭載可能な為、高速再生する猛毒能力付きのゴーレムが100体生み出される。
スプレンディダは本体の枝が変形したヘッドセットを装着して分身を操作。あくまで一体の分身から株分けしている為一人分の装備しか使えないのが欠点。
ジョブ
メインジョブ | 【猛毒王】(毒術師系統超級職) |
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サブジョブ | 【毒術師】(錬金師系統派生下級職)、【猛毒術師】(毒術師系統上級職)、【死兵】(死兵系統下級職) |
毒をメインに扱っており、特にメインの猛毒王の奥義『運命(デスティニー)』は病毒系最大の状態異常である【極毒】を付与する大禁呪であり、レジスト・回復が一切不可。それを使用者と対象にかけるが分身が死んでも本体に一切影響しない為デメリットとして機能していない。
そして特筆すべき点は「死兵」とエンブリオのシナジー。
通常第1スキルによって分身が死ぬと、本体のいる空間への通行券である果実が残る。しかし死兵のスキルであるラスト・コマンドによってHPがゼロの状態でも生存し、そこから1秒でHPを1000以上も回復させるエンブリオの能力が組合わさると果実を残さず再生する。
特典武具
『??? ディバイダー』
正式名称不明。体内に埋め込まれた特典武具で、スキル『冷たい方程式(ディバイダー)』によって直径200メートルの半球状の結界に閉じ込める事が可能。
一度発動させるとスプレンディダ本人にも解除できず、起動コストで一万、維持コストで秒間100、HP・MP・SPのいずれかをスプレンディダ本人かパーティメンバーが消費し、コストが支払えなければその時点で解除される。
地の文では、バトルロイヤル空間を形成しながら、使用者や仲間に三種いずれかのスリップダメージを要求しているようなもの。と説明されており、誰のどこから支払うかはスプレンディダが選べ、解除したければ三種の中からすぐに枯渇する項目を選べば良い。
『死蛍』
特典武具では無いが一応記載。
天地の妖刀四十二染の一振りで光熱光速の斬撃を射出する逸品。
代償に使う度に使い手の全身を焼くがスプレンディダには無意味。
『運命』と同じくハイリスク攻撃をノーリスクで使用できるスプレンディダの攻めの根幹。
上位の妖刀は命に係わる重大なデメリットを課す代わりに特典武具にも匹敵する強力な効果を発揮し、この死蛍は最初から妖刀として製作された代物。