ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ヴァルキリー作戦の編集履歴

2022-01-25 05:38:39 バージョン

ヴァルキリー作戦

ゔぁるきりーさくせんまたはわるきゅーれさくせん

ドイツ国防軍の国内予備軍が、W.W.2中に立案した国内予備軍の結集と動員に関する命令。のちに「7月20日事件」と呼ばれるヒトラー暗殺未遂事件へと発展した作戦。作戦名は、ワーグナーの歌劇『ニーベルングの指環』に登場する北欧神話の女神ヴァルキューレに因む。

概要

ドイツ国防軍の国内予備軍が、W.W.2中に立案した国内予備軍の結集と動員に関する命令。

のちに「7月20日事件」と呼ばれるヒトラー暗殺未遂事件に発展、利用された作戦。

作戦名は、ワーグナーの歌劇ニーベルングの指環』に登場する北欧神話の女神ヴァルキューレに因む。


様々な目的(他民族・他人種への排斥に対する抗議の抵抗、独裁制からの解放など)で集まった・

集められた人々がこの作戦に参加した。


参加者の中でも、ヒトラーらを暗殺(クーデーター)によるナチスからの解放を掲げた者もいれば、ドイツ国民による裁判によってヒトラーらを弾劾すべきだとする参加者もいた。


なお作戦の性質上、秘匿性の高いもののため、下記の参加者一覧には容疑者も併記した。


参加メンバー(軍人・軍関係者)


発案者

フリードリヒ・オルブリヒト
陸軍大将。国内予備軍副司令官。陸軍総司令部総務局長。本作戦の発案者。

実行者

クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐
陸軍参謀大佐。国内予備軍参謀長。7月20日事件の首謀者。

将官

元帥

エルヴィン・ロンメル
陸軍元帥。アフリカ戦線での任の際、方針の違いからヒトラーからの離反が始まる。騎士道精神に則った戦いぶりと数々の勝利によって、敵味方双方から英雄視されいたため、公式には、傷が元の「名誉の戦死」と発表されたが、実際は反逆罪で毒による自殺を強要され、それを受諾。1950年のアメリカ映画「砂漠の鬼将軍」でも描かれた。
エルヴィン・フォン・ヴィッツレーベン
陸軍元帥。西方侵攻戦の際に第1軍司令官として活躍するも、バルバロッサ作戦でヒトラーの作戦指導を批判したため更迭される。一方で戦前から裏で反ナチ・ヒトラー運動に関与してきた。

上級大将

ルートヴィヒ・ベック
陸軍上級大将。参謀総長。事件の失敗確定直後に自殺。
エーリヒ・ヘプナー
陸軍上級大将。第4装甲軍司令官としてバルバロッサ作戦まで活躍したが、ヒトラーからの死守命令を無視した為不名誉除隊処分となる。

大〜小将

ヴィルヘルム・カナリス提督
海軍大将。表向きにはアプヴェーア(国防軍情報局)長官としてヒトラーを補佐する一方、点在していた反ヒトラー派のパイプ役となり、捕虜の解放などを秘密裏に行っていた。ドイツ降伏の僅か一ヶ月前に処刑されてしまう。
ハンス・パウル・オスター少将
陸軍少将。国防軍情報局中央部部長(参謀長)としてカナリス提督から招聘された。彼もカナリス提督同様、処刑されてしまう。
ヘルムート・フォン・モルトケ
国防軍情報局勤務。クライザウ・グループ(英:Kreisau Circle)の中心人物。
カール・フォン・シュテュルプナーゲル
陸軍大将。パリ軍政長官。
エーリッヒ・フェルギーベル
陸軍通信兵大将。
エドゥアルト・ヴァーグナー
陸軍砲兵大将。陸軍主計総監。
カール・フォン・チュンゲン
陸軍大将。
パウル・フォン・ハーゼ
陸軍中将。ベルリン防衛軍司令官。
アルトゥール・ネーベ
SS中将。刑事警察長官。
ヘニング・フォン・トレスコウ
陸軍少将。第2軍参謀長。
ヘルムート・シュティーフ
陸軍少将。参謀本部編成部長。

佐官

アルブレヒト・フォン・クイルンハイム
陸軍大佐。国内予備軍参謀。

尉官

ヴェルナー・フォン・ヘフテン中尉
陸軍中尉。シュタウフェンベルク大佐の副官であり事件の加担者。
ファビアン・フォン・シュラーブレンドルフ
陸軍中尉。トレスコウ少将の副官で、計画参加者の中で戦後まで生き延びた数少ない人々のうちの一人。

参加メンバー(文人・一般人・民間人等)

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました