エリミーヌ(ファイアーエムブレム)
えりみーぬ
概要
ベルンやエトルリアを問わず大陸各地に多くの信者を持つエリミーヌ教の開祖にして、至高の光アーリアルで竜を滅した聖女エリミーヌその人。
オオワシとフクロウのお話しなど聖女エリミーヌの旅という童話で庶民からも親しまれている。
大陸最古の王国であるエトルリアでは彼女を祭った聖女の塔が建てられており、塔には侵入者を退ける神の矢の仕掛けが施され、まるで一つの要塞のようになっている。
ゆっくりと考え自分の考えをもつことの大切さや人間は過ちを悔い改めて試練を乗り越えられることを説き、さらに人は誕生より七つのうちのいずれか一つの加護を持ち合わせ、人と人は心を通じ合わせることによりその力を得られること(=完全に本作から実施された支援システムのこと)など、単なる光魔法の使い手ではなくこの世の真理まで理解していたことが明らかになっている。
また、英雄たちのイラストでもリーダーであるハルトムートの近くに描かれるなど八人の中でも特別な存在であったことがわかる。
世界の安定と平和を望み、彼女の教えは彼女亡き後も信者たちによって後世まで語り継がれているが、彼女はその中で竜の復活を深く恐れており、天へ召される最期の瞬間まで人間の繁栄とそれを脅かす竜の脅威を、未来を案じ続けていた。
そう、竜たちがかつて栄えたベルンで眠り続ける一人の幼い少女の脅威を・・・。
ヒーローズ
八神将の聖女 エリミーヌ(神階英雄)
属性 | 無 |
---|---|
兵種 | 杖/飛行 |
武器 | 聖女の杖(専用) |
補助 | プッシュ |
A | 攻撃魔防の渾身4 |
B | 攻撃速さの遠影3 |
C | 地上の最後の女神(専用) |
2022年1月から天の神階英雄として登場。八神将からはブラミモンドに続いて2人目。また、杖持ちの神階英雄は初。
ステータスは杖ユニットでは思えぬ高い速さ。その数値は水着ヒルダと同率2位。魔防はクリスマスセフェランを超える41と杖ユニットの中でトップ。
聖女の杖は幻惑の杖とターン開始時に周囲2マス以内の味方に守備魔防+6かつ、十字方向にいる自身より魔防が1以上低い敵にはターン開始時に発動するスキルを無効化する不利な状態異常を付与する。伝承シグルドやアストリア、花嫁カチュアなどの武器、スキル、奥義効果は遮断する。杖ユニットで珍しい妨害能力とサポートを持つ。
あくまで「ターン開始時スキル不可」は獣ユニットの化身までは封じる事は出来ず、快癒のスキル等で解除した場合は回復やダメージ等の効果のみ発動する。また英雄決闘でこれの付与とスキルの発動が同時になった場合は回復やダメージ以外は発動する。
Cスキルの「地上の最後の女神」は周囲2マスの味方の戦闘中のダメージを30%軽減と守備魔防+4する。
同じ兵種のフレン同様、味方へのサポートは似ているが妨害も熟せるのだが速さだけは高いおかげで追撃しやすく、そしてされにくい。
弱点も似通っており、紙耐久で飛行特効にも弱い。無属性であるためレイヴン効果持ちには相性が不利になるので注意。
また、他の味方への軽減効果もブラミモンドや無の暗闘を持つ相手には潰されてしまう。味方へのダメージ軽減効果も子どもヒーニアスやオルティナなどの軽減無効スキルも意味が無くなるので要注意。
余談
漫画作品覇者の剣では出番こそないが、弓に撃たれて倒れる兵士たちが「エリミーヌは守り給い(まもりたまい)・・・エリミーヌは与え給う(あたえたまう)・・・!」と味方を鼓舞しながら死んでいく様は印象に残る(彼らの願った王国の奪還は他の生き残った者たちの手で見事、叶えられる)
かつて任天堂が店頭に設置していた試遊台にて、期間限定でエリミーヌ本人が現れてアイテムを受け取ることができたが、その容姿はどこか封印の剣に登場したギネヴィア姫に似ている・・・?
また担当声優の田中理恵氏はファイアーエムブレムシリーズ初担当。プラネテューヌの女神やローゼンの第一ドールを筆頭にポルンのパートナー、ド変態サーヴァント、桐条グループの宗家ご令嬢と連想する者が多い。超有名なベテラン声優でもあり、田中理恵氏の採用は召喚師達も驚いた。なお、前者の妹は既に声優で出演しているため、揃ったことになる。
田中氏はヒーローズプレイヤーでもあり、Twitterで暗黒竜と光の剣・紋章の謎と聖戦の系譜はハマったTwitterで熱く語っている。