概要
機体番号 RGM-196
宇宙世紀0223年では原型機初起動からすでに30年以上が経過した旧式MSで、本来は軍用でありながら民間払い下げやコマーシャルモデルなどが製造された為に広く普及しており、ドラマ版ではサイド・ガイアにおいて防衛用や作業用などに使われている。連邦が崩壊した後に払い下げられた模様。
信頼性や整備性は高く、ブロックを積み重ねたようなフォルムをしている。武器はビームライフルと背部ランドセルに設置されたビームサーベル1本、頭部にバルカン砲を装備、また左腕にビームシールドを装備している。だがガイアに配備されていた機体はマシンガンで武装し、ビームシールドではなく実体型シールドを装備している上に、ビームサーベルが装備されていない機体もあったりとバラつきがあるがこれは宇宙戦国時代を経ての連邦崩壊とそれに伴う混乱で部品調達が困難になったからと思われる。
ちなみに腹部の蛇腹状スパイン構造はGセイバーにも受け継がれており、セイバーチームはこの機体をベースにして高性能カスタム機Fセイバーを開発しており、その事からもこの機体はメカニックの改造次第で高性能化出来るほど柔軟性にも優れている。
RGM系の末裔であるが、全体のフォルムはジェムズガンやジャベリン(と後続機のジェイブス)よりはむしろガンイージに近く、機体構造も大きく異なったものとなっている。機体性能・武装共にそれに準じているためガンイージを基に開発されたとの記事も存在する。