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概要

 2010年に公開された東宝の実写映画監督山崎貴

 宇宙戦艦ヤマトシリーズ初の実写作品で、主役古代進役にSMAP木村拓哉沖田艦長役は山崎努。設定は旧アニメから結構変わっており、特にガミラスメカニックは近代的にリメイクされている。あと、佐渡先生が美人

基本的なストーリーは「宇宙戦艦ヤマトが地球滅亡の危機を救うため、宇宙の彼方にあるイスカンダルへ旅立つ」という『宇宙戦艦ヤマト』(第1作。特に『劇場版〜スターシア死亡編』)の展開に沿っている。『宇宙戦艦ヤマト』の生みの親の1人である松本零士の参加以前の「ラジェンドラ星」版ヤマトの他、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』や『宇宙戦艦ヤマト 完結編』もモチーフにしている。特に後半は『さらば』の要素が強く(主要メンバーの多くが壮絶な戦死を遂げる)、最終シーンには『完結編』の要素が加わる。

 元々ぶっ飛んだ設定の作品故に、公開前のファンからの不安は凄まじかったものの、1億円もの広告費を使っただけあって製作費20億円に対し興行収入は41億円を弾き出すなど、興業的な面においては成功に終わった。