『アハハハハハ!! 潰れろぉ! 潰れろぉ! カレも泥棒猫も全て潰れてしまえェェェええ!!』
「――ああ。私って……彼に『愛してる』って言われたことが……一度も…………なかったのね」
プロフィール
通り名 | 般若 |
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本名 | 四季冬子 |
エンブリオ | 【幽閉天使 サンダルフォン】 |
メインジョブ | 【狂王】(狂戦士系統超級職) |
概要
出身はカルディナで、レジェンダリアで事件を起こして監獄入りした後、出所後の騒動でアルター王国のデス・ピリオドに加入した超級マスター。
愛が重い上にキレるとマスターの中でも特にヤバい部類の人物である。
人物
リアルで尽くしていた彼に裏切られ、更にはデンドロ内で新しい彼女を作っていた元彼を物理的に潰す為にデンドロをプレイし始めた女性。(リアルでも元彼を襲撃して判決をくらったので、デンドロ内でなら報復し放題という思考)
しかも関係無いカップルを視ると、『全部元カレと泥棒猫に見えたのよ』という理由で手当たり次第にマスターのカップルを殲滅してまわっていた。
自分がおかしい自覚はあるものの、後述の超級職の取得条件を得られる時点で相当ヤバい人物。
普段は非常にまともなのだが、一度逆鱗に触れると感情を叫びながら八つ当たりする事もあり、怒りの段階が更に上がると一切の言葉を発さず目標を殲滅するまで止まらない『破壊衝動の塊』と化す。
デンドロ内でのバレンタインイベントでシュウとフィガロと遭遇。
百戦錬磨の二人をして、ドス黒い怨念を撒き散らしながらカップルを殺し回る彼女の姿は衝撃的だったようで、シュウは「あれは関わったら駄目なタイプだ」と戦慄し、フィガロは「あれは強そうだから戦いたいな」と期待。
この時のやり取りでフィガロに恋してしまうが、この時のフィガロは単純に戦いたいだけであった。
その後シュウからの情報で元彼を周囲の被害も考えずに殲滅。【妖精女王】率いるランカー達に監獄送りになり、監獄でもカップルやフィガロの悪口を言うマスターを『料理』して回る災害と化し、出所後紆余曲折あって本当に彼女に恋をしたフィガロからのプロポーズを受け、リアルでの結婚を前提にした付き合いを開始してようやく彼女の心は救われる事になった。
能力
ジョブによる能力強化とエンブリオによる高所からの一方的な攻撃が可能で、監獄内でも「ハンニャに上を取られたら負け」と言われる程の実力者。
相手を原型をとどめない程、文字通り『蹂躙』して瞬殺するが、物理的な攻撃手段故にゼクスには相性の問題で勝てなかった。
エンブリオ
エンブリオ名 | 【幽閉天使 サンダルフォン】 |
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TYPE | アポストルwithエンジェルギア |
能力 | 移動法則改変 |
到達形態 | Ⅶ |
金髪美少年でハンニャを「様」付けで呼ぶ。マスターの想いを優先する為彼女の暴走で被害が出ても躊躇わない。
フィガロがプロポーズした時、それまで散々攻撃してきた為デスペナのタイミングの悪さに頭を抱えそうになっていた。
エンブリオとしての能力は空間に干渉しての移動法則改変。必殺スキル使用時には逃げる事が不可能な不可視の迷宮を構築する。
分類のエンジェルは『周辺の空間を把握』することに秀でたエンブリオに稀に付く単語。(『自分の空間を展開』するテリトリーとはまた異なるとのこと)
ギア形態時には全長1000mを超える『天地逆さまに聳える双塔』の様な「足」となり、足下の敵を踏み潰して攻撃。
その反面最上部のハンニャの懐に迫られると対抗手段が無い欠点を抱えている。
スキル
- 対象識別(名称不明)
ティアンとマスターを識別するスキル。
これにより確実にマスターのカップル達を蹂躙していた。
- フォール・ダウン・スクリーマー
超級に至って獲得した唯一の攻撃スキル。
全体を1キロメートルもの螺旋衝角(ドリル)に変形して放つ強度無視攻撃。局所的な空間の支配改変であらゆる防御要素を『ずらして』中身を抉り抜き、先端部は秒間600以上回転している。作中最上級の空間操作で構築された監獄の空間にも一時的に穴を空けられる。
- 天死領域(サンダルフォン)
必殺スキル。直接的な殺傷力は無いが凶悪極まりない代物。
四方10キロメートル以内の空間を更に100メートル四方の正方形ブロックとして全部で1万個に分割し、生物とその所有物・エンブリオの移動に関してのみブロック間の繋がりをシャッフルする。
つまり発動した場所の空間の繋がりがシャッフルして、脱出不可能な不可視の迷宮に変えるというもの。
エンブリオ自体対象に含まれる為、投擲物や発砲後の銃弾、魔法でしかサンダルフォンに遠距離攻撃を仕掛けられないが、全長1キロもあるエンブリオを削り切るのは至難の技。
狙った対象を足元の空間に誘導する事は出来ないが、シャッフルされた空間は一部の『地図』能力のエンブリオを除いてサンダルフォンにしか把握できず、遥か上空からマスターを識別して蹂躙できる為逃げる事も隠れる事も不可能。
更に迷宮に対応できても「サンダルフォン自体との戦闘」という別の問題をクリアしなければならない。
また迅羽の必殺スキルも観測情報と実際の照準がバラバラになる為機能しなくなる。
ジョブ
メインジョブ | 【狂王】(狂戦士系統超級職) |
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サブジョブ | 【狂戦士】(戦士系統派生下級職)、【料理人】(料理人系統下級職) |
狂王(キング・オブ・ベルセルク)
ハンニャのメインジョブにして、取得条件からして狂ってるとしか言い様のない超級職。
各種バーサーク系スキルが豊富で最終奥義が存在する珍しいタイプ。
取得条件の一つが『目についた人間を十秒以内に殺した回数が444回を超える』という正気とは思えない超級職。
それこそ狂戦士の精神でなければ就けない為ロストしかけていたが、エンブリオのスキルでマスターを識別して殺戮するハンニャはこれをクリアしている。(それでも覇王よりは達成可能な超級職)
スキル
- ラスト・バーサーク
ターゲットを定めてから発動する最狂バーサークスキルにして抹殺宣言。
発動すれば対象か自身が死ぬまで暴走してターゲットのみを攻撃し続ける。当然知性は消滅して最早兵器に等しい存在と化す上に、『STRとAGIを5倍化』、『被ダメージを5分の1に減退』、『他のスキルの消費MPとSPを0にする』等破格の効果を得られるが、【狂王】固有スキルで最初に覚える謎仕様故にデンドロで特に呪われたスキルと言い伝えられていた。
ハンニャの場合エンブリオがある程度動きを制御し、隠れても上空からの攻撃で潰し、逃走しようにも必殺スキルで不可能とかなり酷い事になっている。