概要
鋼の意志とは、
1.鋼のように固く、折れない意志のこと。
2.ウマ娘プリティーダービーに出てくる金スキル(レア)のこと。
pixivでは主に後者に使われ、本項目でもそれについて説明する。
ウマ娘の鋼の意志
回復スキル「隠れ蓑」の上位版。
URAファイナルズシナリオにて、クラシック級の11月後半までにファン数を5万人以上集めていると発生する追加イベントで桐生院葵からトレーナー白書を渡され、同時にこのスキルのヒントレベルが貰える。
しかし肝心のその性能だが、「レース序盤に前が詰まった時に強い意志を持ち持久力が回復する」というもの。
具体的な評価を述べるなら
- これが発動する状況は要するに序盤で他のウマ娘に前を阻まれてブロックされている状態であり、本来取るべき位置よりも後位で強制的に減速した状態からレースが始まるという避けられるものなら避けたい絶望的状況である
- その状況を脱して勝利する手立てがあるとすれば他のウマ娘を圧倒するスピードとパワーで強引に立て直すしかなく、回復しただけでは何の助けにもならない(というよりそんなステータスがあったなら、大抵の場合このスキルが発動する状況自体を回避できる)
- そもそも回復スキルが最も役に立つのは「脚質に応じたポジションを維持しつつ同じ脚質で走る他のウマ娘より有利な位置を狙う」事が求められる中盤であり、序盤に発動させても勝利に繋ぎにくい
要約すると発動条件が非常に限定的な上に発動タイミングも微妙というかなりクセが強すぎるものであり、金スキルの中でもハズレスキルの筆頭に挙げられるほどに使われない代物。「せめて序盤ではなく中盤に発動するスキルであれば」といった声も多い。
そのあまりの残念っぷりから同イベントで貰える賢さとスキルポイントの方が有難られる始末であり、エリートトレーナーの名門である桐生院家に伝わるトレーナー白書共々「ゴミを押し付けられた」とネタにされるようになった。
因みに桐生院葵は自身の担当ウマ娘であるハッピーミークには鋼の意志を覚えさせていない。やはり在庫処分だったのでは……。
1st Anniversaryでの性能アップデート
2022年2月24日の1周年アップデートにより、発動タイミングが「序盤または中盤」に変更。実用的なスキルに生まれ変わっており、少なくともネタに出来るレベルではなくなった。
また、ハッピーミークも鋼の意志をちゃんと習得している(トゥインクルスタークライマックスで確認)。
その他の鋼の意志使い
覚醒レベル3になると鋼の意志を自力習得する。一応距離適性が短距離A・マイルBかつ脚質適性が差しA・追込Bのハルウララとは相性がいい方ではあるが、他のスキルを捨ててまで覚えさせるメリットは……。
SSRサポートカード、「その背中を超えて」のイベントを完走するとこのスキルのヒントを得られる。しかし相方であるキタサンブラックのサポートが人権とまで呼ばれるほど高性能であるのに加え汎用性の高い金スキル「弧線のプロフェッサー」のヒントレベルを得られるので、桐生院ほどではないがネタにされがち。
限界突破を重ねれば、トレーニング効果は優秀な方である。
エイシンフラッシュのシナリオで、対戦相手として鋼の意志とゲート難を持つエアグルーヴが登場。出遅れ癖で有名な彼女の四男の代役を務めているのではないかと言われている。
誤表記
よく間違えられるが鋼の意思ではなく、鋼の意志である。同じくらい間違えられる例としてはたずなさん(正しくは駿川たづな)が挙げられる。
関連イラスト
基本的には鋼の意志を勧める桐生院葵、もしくは覚えたがらないハッピーミークが描かれることが多い。上記のとおりたまにサトノダイヤモンドが勧めてくることも。