概要
フォース、ソード、ブラストの3種のシルエットの特性を統合させた万能型モジュールシルエット「デスティニーシルエット」を装着したインパルス。
デスティニーシルエットに加え、デスティニーシルエットとのセットとなるチェストフライヤーに換装する。
ストライクのI.W.S.P.またはマルチプルアサルトストライカーに相当する統合兵装システム試験運用型とされている。
デスティニーインパルスは従来のインパルスのように各シルエットモジュールを換装する必要なく、このモジュール単一で全状況に対応できる万能MSとして開発された。形式番号のΘはギリシャ文字の八番目であり、8番目に設計されたシルエットであるデスティニーシルエットを意味している。デスティニーインパルスは全4機が建造されており、3機がロールアウトした。
チェストフライヤーがデスティニーシルエット用に新設計となったものの、根本的な分離・合体機構は従来のインパルスのままであり、過剰ともいえる重武装は機体に大きな負担をもたらす結果となった。更にビームに偏った装備のためエネルギー効率も悪く、1回の出撃で2〜3回のデュートリオン充電が必要という劣悪なエネルギー効率となった。さらに、万能機とした反面、インパルス元来の開発コンセプトである「パーツの換装による多局面の戦闘への対応」という意義が希薄なものとなってしまい、実戦運用に難のある機体となった。劇中でも「これは“インパルス”では無い」とはコートニー・ヒエロニムスの談である。
そのため、より強力な万能機開発は新規設計により行われることとなった。この時、試作された4機のデスティニーインパルスが完成していたが以降の開発・生産は中止となっている。
試作された4機のうち3機のデスティニーインパルスはそれぞれロールアウトされ、装備した各シルエットによりVPS装甲の色に違いが生じている。
ちなみに色の違いは、もともと月刊ホビージャパンに連載していた企画に登場させる際「ベース色は青紫で」と条件を提示してデザインを発注したところ、デザイン担当の大河原氏がデザイン画を青紫より若干赤みが強い紫で彩色し、更にプラモデルの作例を担当したモデラーがそのデザイン画の色彩を空気遠近法と解釈して青みを抜いたカラーで塗装した結果、「ザフトレッド」のような赤になった為。その後、同誌のリニューアル一周年記念で再び、青紫のカラーで作例を製作した際、当時の担当者がデザイン画のカラーを1号機、「ザフトレッド」カラーを2号機、当初の想定である青紫のカラーを3号機と想定していたのをサンライズ側が汲み取って公式設定に取り入れた結果である。
デスティニーシルエット
従来のインパルスの三つのシルエットモジュールの性能を単一で賄うことを目的として開発された統合兵装型シルエットモジュール。シルエットモジュールにはデスティニーと同じくミラージュコロイドを発生させる高機動スラスターウイングを持ち、さらにレーザー対艦刀エクスカリバーと、新たにテレスコピック・バレル延伸式ビーム砲を2門装備する。さらに、フラッシュエッジビームブーメランについてはビームシールド発生装置と一体化したものが本体に装備されている。
1号機
VPS装甲のカラーパターンは赤紫。マーレ・ストロードに受領される事となる。
メイン画像の機体で、設定画として登場する場合はこの機体が多い。
下記のR(リジェネス)のカラーリングも本機を引き継いでいる。
Gジェネレーションクロスレイズにおいて、この1号機がデスティニーインパルスとして生産可能。
2号機
VPS装甲のカラーパターンは「ザフトレッド」のような赤。受領については現時点不明。
3号機
VPS装甲のカラーパターンは青紫。コートニー・ヒエロニムスに受領される事となる。
メサイア攻防戦に投入された3号機は多大な戦果を挙げている。
Gジェネレーションオーバーワールドでは、この3号機がデスティニーインパルスとして生産可能。
4号機
その存在以外、詳細不明である。
バリエーション
デスティニー
新規設計により開発された3種のシルエットの特性を統合させた万能機。
詳細はデスティニーを参照。
デスティニーインパルスR
デスティニーインパルスの計画を引き継いだ民間企業が独自のコンセプトを加えて完成させた機体。
詳細はデスティニーインパルスRを参照。