機体データ
型式番号 | ZGMF-X56S/ι |
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全高 | 19.43m |
重量 | 84.77t |
装甲材質 | ヴァリアブルフェイズシフト装甲 |
動力源 | バッテリー |
所属 | 民間企業 |
概要
デスティニーインパルスの計画を引き継いだ、民間企業が独自のコンセプトを加えて完成させた改良型。Rは「リジェネス」の略。
統合兵装型シルエットモジュール「デスティニーRシルエット」の運用に特化する設計変更が行われており、チェストフライヤー部分はソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置やフラッシュエッジ ビームブーメランが無い通常の状態に戻され、コアスプレンダーの部分はシルエット機構にストライカーパックのプラグを搭載した「マルチパック」と呼ばれる分離飛行機能を排除したブロックに変更している。
随伴機として後述の「DIアダガ」という機体が出撃の際に同行している。
なお、武装面の見直し等を行っているものの相変わらずバッテリー動力での運用における問題は払拭できていない(事実上インパルスの特徴であったインパルスシステムも失い、単体ではほぼデスティニーの劣化とも言える)。
武装
インパルスを参照。
シルエットシステム
デスティニーRシルエット
統合兵装型シルエットモジュール「デスティニーシルエット」の改良モデル。
最大の特徴として、シルエットモジュール単体で自律飛行が可能。シルエットモジュールだが、コネクターの規格は地球連合軍のストライカーパックシステムにも対応している。さらに、コネクターを介してジャックする機能を持つ。
この他、ウイングバインダーやウェポンラックはデスティニーに近い仕様になっている。
- ウルフスベイン長射程ビーム砲塔
背部ウェポンラックに2基装備された大型ビームランチャー。デスティニーインパルスのテレスコピック・バレル延伸式ビーム砲塔を民間企業で改良したもの。ウェポンラックの稼働によってフリーダムのバラエーナと同様に両肩に展開される他、セイバーの両脇に抱える展開方法も可能。さらに、砲塔をウェポンラックから外す事で射角の自由なビームランチャーとして運用できると同時に、砲身の先端からビームソードを発振して対艦刀に切り替えることもできるなど、多芸な装備となっている。対艦刀の機能が盛り込まれたので、エクスカリバー レーザー対艦刀は廃止されている。
ヴォワチュール・リュミエールスラスターのデバイスに発生器を備える。ミラージュコロイド・ステルスで培われた光線屈曲技術を応用し、空間に散布したミラージュコロイドへ自機の映像を投影し、残像として形成する一種の立体映像(ホログラフィ)技術。
D.S.S.Dが開発した惑星間航行システムの持っていた、エネルギーを光に変換する機能を採用した光子ロケットの一種。
バリエーション
DIアダガ
デスティニーインパルスRの護衛随伴機として設計されたバリエーション機。アダガは「アンチ・ダガー」を意味する。
デスティニーインパルスRと頭部の形状が異なり所謂モノアイガンダム風と成っているが、それ以外の外見上の差異は無い。
有人で戦闘を経験させる事で、デスティニーインパルスRの操る高性能無人機として機能させる事の出来るAI「バディシステム」を搭載している。
インパルスガンダムブランシュ
デスティニーインパルスRをエルザ・ヴァイス専用に調整した機体。
機体カラーが白主体に変更され、エルザ用に調整された事で反応速度も20%程向上している。
元々予定されていた機体名は「デスティニーインパルスRブランシュ」だったが、エルザが機体に運命という不確実な名前を付けたくなかった事と、元々この機体を所有していたカイト・マディガンにより最近このタイプの機体に流行っている名前として「ガンダム」の名を加える事に成り、「インパルスガンダムブランシュ」と命名された。
なお、正式名称として採用しているのは本機のみである。
余談
- プラモデルの都合でコネクターの規格はストライカーパックシステムのみと思われがちだが、シルエットにも対応している。
関連タグ
プラント デスティニーインパルス インパルス デスティニー リジェネレイト