ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ
うぃーずりーうぃざーどうぃーず
フレッド&ジョージの悪戯専門店。
概要
フレッド&ジョージの開業した悪戯専門店。ダイアゴン横丁にあり、ホグズミードにも支店を計画していた。
本店ができる前からホグワーツ内で販売していた。
ベリティという女店員がいる。
後にロン・ウィーズリーも経営に参加。
悪戯に使われる物から危険物まで幅広い商品を取り扱っており、中には魔法省から大量注文される商品もある。
ハリーから提供された1000ガリオン(三大魔法学校対抗試合の賞金)が元手となっており、そのため彼は優待顧客として「宣伝を条件に商品全種好きなだけ無料」となっている。
商品一覧
- インスタント煙幕 - ペルー製。短い時間、どんな魔法を使っても明かりが点かない暗闇を作り出すことができる。死喰い人に利用された。
- ウィーズリーの暴れバンバン花火 - 巨大ネズミ花火、ロケット花火、火花でできたドラゴンなど。ロケット花火は銀色の星を噴射し、線香花火は空中に悪口を書き、緑と金色の火花のドラゴンが音を立てて飛び回る。さらに「失神呪文」をかけると大爆発、「消失呪文」をかけると10倍に増える仕様となっている。ドローレス・アンブリッジをしこたま苦しめた。
- おとり爆弾 - ラッパに黒い胴体がくっつき、足が生えた爆弾。地面に置くとひとりでに走り出し、大きな爆音を鳴らすと共に刺激臭のある黒煙を噴き上げる。
- カナリア・クリーム - 食べると短い時間、カナリアに変身する。
- 携帯沼地 - いつでもどこでも沼を出現させることができる道具。
- 最高級の惚れ薬 - 一回で最大24時間効果が続く。6巻で、ロミルダ・ベインがハリーに飲ませようとするが、失敗に終わる。なお、ホグワーツに発送するときには香水や咳止め薬に偽装される。
- ずる休みスナックボックス - 「ゲーゲー・トローチ」「鼻血ヌルヌル・ヌガー」「気絶キャンディ」「発熱ヌガー」など。半分を食べると気絶・鼻血・発熱・嘔吐の症状が現れるが、もう半分を食べると回復するようになっていて、これを使うと授業を抜け出すことが可能になる。
- 盾の呪文グッズ - 「盾の呪文」が帽子・マント・手袋にかけられており、大抵の呪文を跳ね返せる。実は「盾の呪文」を使えない魔法使いは多く、魔法省からは500個の注文がある。ジョージは「金のなる木」と評する。
- だまし杖 - 手に取るといろいろな鳴き声がして、その鳴き声の動物になる(すべてゴムなどでできた偽物である)。安物は振るとゴム製の鶏やパンツに変わるだけだが、一番高い物は持ち主の頭や顔を叩まく。
- 特製羽ペン - 「自動インク」「綴りチェック」「冴えた解答」など。ただし魔法が切れかけると綴りがめちゃくちゃになる。
- トン・タン・トフィー(ベロベロ飴) - 「肥らせ呪文」のかかったヌガーで、食べると舌が伸びる。ダドリー・ダーズリーはそれを食べてえらい目にあった。
- 伸び耳 - 第5巻で不死鳥の騎士団の会議を盗み聞きするために発明。耳に薄オレンジ色の紐が付いた形をしており、ドアの隙間から這わせて使う。しかし、クルックシャンクスにじゃれ付かれて最後まで聞き取れなかった。
- 白昼夢呪文 - 見たい夢を30分見ることができる。副作用として呆けた表情と、軽いよだれがある。
- パンチ望遠鏡 - ウィーズリー家のフレッドとジョージの部屋に置いてあるもので、ハーマイオニー・グレンジャーが命名する。握り締めると、バーンという音と黒煙を合図に先からばねつきの小さな拳が飛び出し、握り締めた者に鮮やかな紫色の隈取りがつくほどのパンチを食らわせる。その隈取りは通常の魔法では消えず、専用の軟膏を塗らなければならない。
- 食べられる闇の印 - 食べると誰でも吐き気がする。
- 十秒で取れる保証つきニキビ取り - にきび取り。おできから黒にきびまでよく効く。
- 何度も使えるハングマン首吊り綴り遊び - 木製のミニチュア人形が絞首台に向かってゆっくり階段を登っていく。「綴らないと吊すぞ!」との説明書きがある。
など