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概要

『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』に登場する店。フレッド&ジョージの開業した魔法の悪戯グッズ専門店。ダイアゴン横丁にあり、ホグズミードにも支店を計画していた。

店舗ができる前からホグワーツ魔法魔術学校内で販売していた。

ベリティという女店員がいる。

後にロン・ウィーズリーも経営に参加。

悪戯に使われる物から危険物まで幅広い商品を取り扱っており、中には魔法省から大量注文される商品もある。

開店の経緯

元々は学校で発明品を売るため休暇中に準備をしており、モリー・ウィーズリーに露見してからも諦めず発明を続けていた。

開店資金を得るためにクィディッチ・ワールドカップルード・バグマンと賭けをし、勝ったが、バグマンに逃げられてしまう。

その後、笑いを欲していたハリーから1000ガリオン(三大魔法学校対抗試合の賞金)という大金を提供されたため、それを元手に実店舗まで構えることができた。

そのためハリーは優待顧客として「宣伝を条件に商品全種好きなだけ無料」という特典をもらっている。

フレッドとジョージの悪戯がホグワーツ内(特にドローレス・アンブリッジ時代)に英雄視されたことも手伝ってか、非常に繁盛している。

原作ではアーガス・フィルチが意趣返しとして、全て持ち込み禁止としたが、誰もまともに守っていない。またハリー達が大人となる頃には解除された様子。

商品一覧

  • インスタント煙幕……ペルー製。短い時間、どんな魔法を使っても明かりが点かない暗闇を作り出すことができる。死喰い人に利用されてしまった。
  • ウィーズリーの暴れバンバン花火……巨大ネズミ花火、ロケット花火、火花でできたドラゴンなど。ロケット花火は銀色の星を噴射し、線香花火は空中に悪口を書き、緑と金色の火花のドラゴンが音を立てて飛び回る。さらに「失神呪文」をかけると大爆発、「消失呪文」をかけると10倍に増える仕様となっている。ドローレス・アンブリッジをしこたま苦しめた。
  • おとり爆弾……ラッパに黒い胴体がくっつき、足が生えたような形の爆弾。地面に置くとひとりでに走り出し、大きな爆音を鳴らすと共に刺激臭のある黒煙を噴き上げて囮となる。
  • カナリア・クリーム……食べると短い時間、カナリアに変身する。
  • 携帯沼地……いつでもどこでも沼を出現させることができる道具。双子たちはアンブリッジの部屋へ忍び込むハリーを手伝うため、これを使って陽動作戦を行い、沼と化した廊下を置き土産に自主退学した。廊下は後にフィリウス・フリットウィックによって元に戻されたようだが、双子の魔法を記念して小さい水たまりとして残された。
  • ずる休みスナックボックス……仮病で授業をサボるためのお菓子セット。「ゲーゲー・トローチ」「鼻血ヌルヌル・ヌガー」「気絶キャンディ」「発熱ヌガー」など。半分を食べるとそれぞれに対応した症状が現れるが、もう半分を食べると回復するようになっている(気絶キャンディは誰かに食べさせてもらう必要があるが)。校内で相当な数が出回っていたようで、これを使ってアンブリッジの授業をボイコットする生徒が続出した(生徒たち曰く病名は「アンブリッジ炎」)。
  • 盾の呪文グッズ……「盾の呪文」が帽子・マント・手袋にかけられており、大抵の呪文を跳ね返せる。双子たちとしてはオモチャのつもりで作ったが、実は「盾の呪文」をまともに使えない魔法使いは多く、魔法省からは500個もの注文が来た。ジョージは「金のなる木」と評する。
  • だまし杖……手に取るといろいろな鳴き声がして、その鳴き声の動物になる(すべてゴムなどでできた偽物である)。安物は振るとゴム製の鶏やパンツに変わるだけだが、一番高い物は持ち主の頭や顔を叩く。ハリーとロンは授業中にこれでチャンバラして遊んでいた。
  • 特製羽ペン……「自動インク」「綴りチェック」「冴えた解答」など。ただし魔法が切れかけると綴りがめちゃくちゃになる。
  • トン・タン・トフィー(ベロベロ飴)……「肥らせ呪文」のかかったトフィーで、食べると舌が伸びる。ダドリー・ダーズリーはこれを拾い食いしてえらい目にあった。開発には半年かかった。
  • 伸び耳……第5巻で不死鳥の騎士団の会議を盗み聞きするために発明。耳に薄オレンジ色の紐が付いた形をしており、ドアの隙間から這わせて使う。しかし、クルックシャンクスにじゃれ付かれて最後まで聞き取れなかった。
  • 白昼夢呪文……見たい夢を30分見ることができる。副作用として呆けた表情と、軽いよだれがある。16歳未満は購入不可。特許を取ったらしい。
  • パンチ望遠鏡……ウィーズリー家のフレッドとジョージの部屋に置いてあるもので、ハーマイオニー・グレンジャーが命名する。握り締めると、バーンという音と黒煙を合図に先からばねつきの小さな拳が飛び出し、握り締めた者に鮮やかな紫色の隈取りがつくほどのパンチを食らわせる。その隈取りは通常の魔法では消えず、専用の軟膏を塗らなければならない。
  • 食べられる闇の印……食べると誰でも吐き気がする。
  • 十秒で取れる保証つきニキビ取り……にきび取り。おできから黒にきびまでよく効く。
  • 何度も使えるハングマン首吊り綴り遊び……木製のミニチュア人形が絞首台に向かってゆっくり階段を登っていく。「綴らないと吊すぞ!」との説明書きがある。

など