概要
近年より始まったTHE突破ファイルの人気シリーズ。「突破空港」と言う空港を舞台に、近年日本で実際に行われているドラッグ等の様々な違法密輸品を巧妙に隠し、密輸を企む密輸者とそれの阻止を目的とする空港税関官との戦いを描く。
尚、撮影の為に本物の空港(羽田空港)がロケ地となっている。
アメリカンポリスにおいて主役はケイン・コスギ、準主役をアイクぬわらと同じように、本作は主人公である監察官をジャングルポケットの斉藤慎二、準主人公である係員を高田夏帆や川津明日香等、仮面ライダーシリーズのヒロインが演じる。
斎藤の演技力の高さから、突破ファイル屈指の演技派芸人であるEXITりんたろーから「山田孝之さんみたいだ。」と評価するが、その回に登場したチョコレートプラネット達から「演技はうまいけど、そのキャラクター性に主人公食っちゃうからドラマのオファーが来ていない。」と暴露された場面がある。
その斎藤のキャラと異名から、よく過去について語れると思われていたが2021年3月18日で、ついに彼の過去について言及された。
また、一部回では事件解決後、即座に新しい密輸犯による事件を起こす為、状況によっては二週またぎに行われるケースもあり、問題の難易度が上がり時間切れで手詰まりになる問題が多い。
主な登場人物
斎藤監察官(ジャングルポケット・斉藤)
このドラマの主人公である突破空港空港税関検査場の監察官。妻帯者かつ大食漢らしく、かなり大きな愛妻弁当を持ってきている。またその顔つきから子供に親しくするのが苦手。
しかし、3枚目の空気を纏うも観察眼が鋭く、密輸犯が持つ僅かな見落としを見抜き、口癖の「はぁーーーーい!!」で犯人の密輸(例を挙げれば犯人が持っていたバスローブの中に、水で溶かした麻薬を沁み込ませている、肉襦袢の腹や空港の備品であるカートの看板から、金塊を密輸しようとしていた)を見抜き事件後、密輸犯の犯行手口を見ぬく観察眼からドラマ内から『スネーク斎藤』と呼ばれており、部下の高田達から尊敬の眼差しで見られているが、本人はそう呼ばれるのを嫌っている。
実は4年前、まだ明るい性格だったが、大量外国人による麻薬密輸を防ぐ時、偶然車椅子の老人密輸犯を危うく見逃す大失態を起こし(幸いにも、この麻薬は同期の手で事なきを得た)教官から説教されて以降、同じ轍を踏まないようにする為、血がにじむように努力を重ねった結果、現在のようなキャラクターになってしまった。
高田係員(高田夏帆)
斎藤の助手である突破空港税関検査場の係員。
斎藤が持っていた僅かな違和感を教えて密輸品を暴く。
川津係員(川津明日香)
2021年10月14日から加わった税関係員2年目の新人係員。
新人係員。斎藤に強く憧れており彼のように鋭い観察眼を見せることから『スネーク斎藤』に因みスッポン影山と名乗っている。そのためか、一部回では斎藤のアシストの下、彼女が密輸品(例を出せば金塊のプレートを薄く加工してクレジットカードに似たシールを張りクレジットカードに偽装して持ち出す、空港の備品のカートの隙間を利用して金塊を忍ばせる)事もよく見せる。
岩倉係員(蛙亭・イワクラ)
同じく川津と共に加わった新人係員。しかし、斎藤が荷物チェックでよく睨む為(斎藤の肩書と蛙亭に因み)、川津や回答者達から蛇(斎藤)に睨まれた蛙(イワクラ)と比喩される。
豆原係員(JO1・豆原一成)
空港の取り締まり専門の係員で川津と同期。