人間に転生した妖狐。
植物を操る能力と高い知能を持つ。
来歴
過去の姿は魔界で名を上げていた宝具専門の盗賊、妖狐蔵馬。
霊界の特別防衛隊に瀕死の重傷を負わされ、生き延びるため人間の胎児に憑依融合し、人間・南野秀一として第二の人生を歩む。
都内の進学校・盟王学園高校に通っており、成績はトップ。生物部に所属。蔵馬としての実年齢は不明(少なくとも1000歳以上)。
盗み出した霊界の秘宝で育ての母親を病から助けようとした際、幽助の協力を受け命を取り留める。その後「社会奉仕」として幽助らと共闘し、人間界を守る立場になる。
暗黒武術会中に強制的に妖狐の姿に戻るという経験を経た後、魔界の穴の影響も加え、終盤では制限仕切れない敵意が限界点に達すると、約50%の確率で妖狐に戻るまでになる。
育成者としても優れており、桑原を暗黒武術会で通用するまでに鍛え上げた事も。また同大会で知り合った妖怪達(鈴駒・酎・凍矢・陣・死々若丸・美しい魔闘家鈴木の6人で、このメンツが6人セットで描かれるイラストも多い)を黄泉軍の戦力として十分なまでに育てた実績がある。桑原が高校に進学後、彼の学業面の面倒も見ている模様。卒業後は進学せずに、継父の会社に就職。
キャラクター
幽助チーム唯一の理性派かつ優秀なブレーン。
性格は温和で冷静。基本的には丁寧語で喋る。社会性が高く人間らしい面も強い一方で、敵意を持った相手にはかなり冷酷。
女に間違われると怒る。
キャラ人気投票では3位→2位。
「バラを持った赤髪の人」というイメージが強いが、原作では赤髪とする設定は無い。
あらゆる植物を使役して戦うことが出来る。頭脳戦でも多々活躍する。
技としては薔薇棘鞭刃(ローズウィップ)や風華円舞陣が有名。
戦闘時、やたらと血まみれになる事が多いため『流血担当』の異名をもつ。
幽白世代では、蔵馬が初恋、という女子は少なくない。。
腐女子を量産したことでも名高く、BL史においては欠いて語ることが出来ないキャラ。