シュレン
しゅれん
シュレンとは、武論尊・原哲夫の漫画『北斗の拳』の登場人物。
概要
「風」のヒューイの兄星であり、弟星の死に涙を流しながら拳王と戦った。
全身を赤い甲冑で包んだ「朱の軍団」を率いて拳王軍を足止めし、弟星の仇であるラオウに一騎討ちを挑んだ。燐を使い炎を自在に操ることを得意とし、死兵となった拳王軍の兵士二人を奥義「五車炎情拳」で葬ってみせるなどしている。ラオウにも同じ奥義をもって挑むが動きを見切られて、手の指と脚をへし折られてしまう。最後の手段として、その身に炎を宿し捨て身でラオウに飛びかかるが、炎を凌駕したラオウの肉体には火傷すら負わせることが出来ず、最期はラオウに首を捻られて絶命する。
ラオウからは、弟星に報いる熱い情と命を捨ててまで将に尽くす忠義から(もしくは炎に包まれて死んでいく姿の皮肉から)「まさに炎の男よ」と評された。