タヌキ(ウマ娘)
めいしょうどとうになついたたぬき
概要
メイショウドトウとそのトレーナーが2年目の夏合宿に参加した際、その足元にすり寄る一匹の動物がいた。
「ヴッフ、ヴッフ……」
タヌキである。
おそらく、夏合宿の現地に野生で生息してるのだと思われるが、野生の誇りはどこへやら、尻尾を振りドトウになつくタヌキ。
こうして、アドマイヤベガとメイショウドトウとテイエムオペラオー、そしてタヌキで3人+1匹の夏合宿が始まったのだった。
また何故か府中にあるはずのトレセン学園にも出現し、ドトウのクリスマスパーティーにも参加した。(こちらの方だと固有スキルLv上昇の条件を満たしてないので注意)
その後、サポートカード「SR【一等星を目指して】アドマイヤベガ」の育成イベントの1つである「共に在る幸福」にも出演。学園内で迷子になった子猫を匂いで探すためにドトウに連れてこられるが、捜索そっちのけで自分のご飯に夢中になってしまい、子猫探しに貢献することはできなかった。
自分用の餌があることからどうやら現在はトレセン学園で飼育されているか、学園内に住み着いている(上記の子猫も学園を住処にしている野良猫の模様)と思われ、相変わらず経緯は不明だが、とりあえずドトウのクリスマスパーティーに参加できた理由は明らかになった。
元ネタ
元ネタはおそらく、種牡馬引退後、功労馬として余生を過ごしていたメイショウドトウの馬房に入り込んだエゾタヌキであると思われる。
メイショウドトウは種牡馬引退後、2021年6月にノーザンレイクに転厩するまで、タイキシャトルとともに北海道日高町のヴェルサイユファームで繋養されていた。
その間、ある時彼の馬房に野生のエゾタヌキが入り込み、身を休めていたのだという。ところが、ドトウはそれを追い出すでもなく、ストレスを感じた素振りを見せるでもなく、タヌキの存在を受け入れていた。
一応、牧場側も獣医師に確認を取ったが、「馬と狸では種族が違うため仮に病気をもっていても感染するかと言ったらしない」という返答をいただいたため、「命を助けたいから始めた引退馬牧場、馬以外でもこうして私達の所へ来る命は大切にしてあげたい」との思いで馬房に滞在することを許していた。
このエゾタヌキは、結局ドトウの馬房に宿を取り、その後どこへともなく去っていったらしい。
ちなみに、ヴェルサイユファームでは、ドトウはヤギと同じ放牧地に放牧されており、その堂々とした風格でヤギを見つめる様子から「ヤギの王」というあだ名をつけられたこともある。
タヌキにしてもヤギにしても、自らのパーソナルスペースに他の生物が居ても、全く気にせずに接していたあたりに、ドトウのおっとりとした穏やかで心優しい性格が見て取れる。この『競走馬を引退した後の、タヌキとのエピソード』をウマ娘で再現したことで、ドトウの性格を上手く表現していると言えるだろう。
関連イラスト
+他のウマ娘
Pixivでは他のウマ娘とこのタヌキとの交流も描かれているが、ややクセの強いウマ娘たちもいるため、メイショウドトウとタヌキの平穏は守られるのだろうか…?
※1枚目はヴェルサイユファーム時代からタイキシャトルが同じ牧場にいるためのネタ。こちらも引退馬協会預かりの馬である。