ブーメランJr.
ぶーめらんじゅにあ
概要
ラジコンカー「ブーメラン」を、ミニ四駆として製品化したもの。分類はレーサーミニ四駆。
タイプ1シャーシが採用され、シャーシに貼るステッカーが付属している。
過去に玩具量販店ハローマックにて、限定モデルが販売されていた。※現在は、入手困難
時を経て、RS仕様となって販売されている他バリエーション車としてブラックスペシャルが販売されている。
ダッシュ!四駆郎では
徳田ザウルス作「ダッシュ!四駆郎」では、主人公「日ノ丸四駆郎」が父「源駆郎」から授かった最初のマシンとして登場。※メイン画像は四駆郎仕様。
仕様は【アモルファス・カーボン・グラファイト】と呼ばれる素材が採用されているシャーシ、テフロンを採用したギアと特別仕様のものとなっている。
アニメ版ではさらに掘り下げられ、所有者の四駆郎の特別な存在となっていて肌身離さず持っている。※下校時に輪子から『あなた、いつもブーメランを持ってるの? 皇帝(エンペラー)なら解るんだけど・・・』と尋ねられ、四駆郎は『うん。コレは、父ちゃんの形見なんだ・・・』と答えていた。
授かった当初、まだ幼かった自分は【ミニ四駆=単なる玩具】という認識しかしていなかったのだが、父から『これは、【ミニ四駆】といって、ただ走らせるだけの玩具じゃないんだ。 これがあれば、お前も【父ちゃんが、どうしてレースや地獄ラリーに夢中になるのか?】って理由がわかってくる』と諭された過去が明かされた。 それは決して嘘ではなくブーメランと共にレースに挑んでいったことで、弾九郎を初め進駆郎、パンクロー、輪子といった多くのミニ四レーサー達と出会えたのだ。
使用走法はスーパーアタックランディング、ウインドジャックナイフターン、ストーム・ダッシュアタック、
原作ではミニ四駆ゲリラを名乗る5人チームの挑戦を受けた際にウイングとオーバーフェンダーを追加して、ジェットブーメランに強化されたことで接地力が向上。
レースは埋め立て地のパイプラインをコースとし、マシン1台をバトンにしてのリレー式で当初はスターターの進駆郎がコスモスパイダーを応用した壁走りやジグザグ走行で四駆郎チームが優位に立ったものの4番手のタンクローはパイプがU字溝ゆえにコスモスパイダーのテクニックが使えない上、相手はマシンを手に持って走るという反則を行った上、花火地雷まで使ってきた。
ジェットブーメランは持ち前のスピードで地雷を辛うじて避けていきながらも全ての地雷を爆発させられたためにボディはほぼ燃えてしまい、金属部品と電池と左側のタイヤも破損。モーター熱に強いカーボンシャーシと右側のタイヤ2個が残る有様だった。
それでもアンカーの四駆郎の許にジェットブーメランは辿り着き、その魂は新たなマシンに受け継がれた。