いつでも無表情で無感情なIKS.gear。常に冷静で冷たく見えるけど、リコとチイのことを大切に思っていて、家族のように感じているみたい。髪飾りのリボンはリコとチイから「あまりに色気がない」と言われて貰ったものなんだとか。
(公式HPより引用)
「……こんばんは。ご歓談中ごめんなさい。私はコミュ。」
概要
ホットパンツにそしてへそ出しという、行動しやすそうな格好をした「IKS.gear」の1体。
頭には獣耳のような突起(動画ではピクピク動く)があり、尻尾のようなコード?を付けている。
よく見ると口元にほくろがある。
物静かで丁寧な話し方、その上で冷静で冷淡な考え方もしている。
チイに指示を与えたり、感情的で激情的なリコを嗜めるなど、IKS.gearのまとめ役と言ってもいい存在である。
上記の通り、鉢巻のように巻いているリボンはリコ・チイからの貰い物。その割にはあの部分は2人の中間くらいなのだが。
モデル車両は諸説あるが、トヨタ自動車の子会社・トヨタ車体の電気自動車、コムスが有力。
劇中での動向
メインストーリー第3章
「今日この日、この駅さえ使い物にならなくなればよいのです。」
リコ、チイと共にマスター達が夏祭りの準備をしていた駅を襲撃。上述の台詞と共に駅を滅茶滅茶にしようとする。しかしリコは機材を破壊しようとしたコミュを制止するような行動を取り…?
「リコ、もう話を聞くのをやめてください。今すぐ機材を破壊する、それだけでいい。」
(以降はネタバレのためリコの項目も参照のこと)
IKS.gearコミュ襲来! ~リコ奪還を阻止せよ~
序章
[YouTube:MaydE_PuI1E]
リコが現代に留まる選択をしてから少し経ったあと。
コミュはリコ達からリボンを貰ったことを回想していた。
リコ「……やっぱあんたは、もうちょっとオシャレした方がいいと思うわ」
「……現状、そういった装飾は必要ないものと判断しています」
リコ「そこはリーダーの私の判断に従いなさいよ」
「……リコがリーダーとは聞いていませんが」
リコ「そういう細かいことはいいのよ!」
そう言ってリコはオレンジのリボンを取り出した。
リコ「……ほら、こっちの方がいいじゃない!……ね?」
ふと、本部からの通信が入る。
《緊急指令》
◇過去に不法滞在しているIKS.gear No.3の奪還を命ずる。
◇奪還後、そのIKS.gear No.3は、IKSで速やかに廃棄する。
その文言は、友人を手に掛けなければならないということを意味していた。
時空間ホールを通りながら、コミュは呟いていた。使命と友情の間に葛藤があったからだ。
「リコは……決して私たちを裏切るようなことはしなかったはず……」
「思えばあの時……」
「リコ、あなたはどうして……」
そして現代。
「こちらコミュ、これから任務を遂行します」
「IKS.gear、起動」
コミュの瞳が、緑色に妖しく輝く。