概要
懐古主義者が昔を懐かしむ際の常套句。
現代のありさまと比例し、「昔はこんなに落ちぶれてはいなかった」というニュアンスで使われる。
また、現代で言う「昔」とは昭和後期を指すことが多いが、このような事を口にする懐古主義者はどの時代にも存在するため、定義や時代背景は時と共にリアルタイムで変わっている。
その是非
この発言は、当たっている面と外れている面がある。
例えば自動車を例に出せば、昔の車はスポーツカーが豊富でロマンがあったとよく言われる。
しかし、現代の自動車は燃費性能や安全性は段違いに高く、何を重んじるかによって評価は変わる。
他にも、「昔のギャグマンガは面白かったな〜」と懐かしい漫画を見返すと、学校での体罰シーンが多くて平成・令和の感覚ではドン引きする、ということも多い。
それでも、流行ばかり追うのはつまらないと思うなら温故知新と古き良きものを探してみてはいかがだろうか。
関連項目
温故知新:古きを知ることで新しきを知ることもある。
オトナ帝国の逆襲:敵勢力はこの言葉と思想で世界を変えようと目論んだ。