文月未知夜

ふづきみちや

文月未知夜はメディア作品『魔神英雄伝ワタル-虎王伝説-』登場人物のひとり。

概要

　龍神中学一年生になったワタルやユミ、俊の同級生で、昔から続く地主の娘。大人しい性格で少々暗い雰囲気を持つ。筝曲部所属。

　過去に『面影龍』という二つ名の桜の木の下で、自身を身篭った母親が産気づいて出産しており、そのため面影龍に特別な思い入れがあった。

　元々は普通の生活を送っていたのだが、御形渉が転校してきたこと及び虎王がワタルの前に現れたのが契機として、創界山や虎王に関する不思議な夢に悩まされ、挙句に夢遊病のように夜中外に出るようになり、不安を覚え、以前龍と戦ったという夢の作文を書いたワタルに密かに相談する。

　彼女は気づいていないが、現生界、神部界、天部界、3つの異なる世界の命運に大きく関わりを持っていた。

　実は、1000年前に天部界の龍王『大龍光帝』の怒りを鎮める為に落命した面影龍の桜に纏わる悲恋伝説の基となった当時の龍神町に当たる村の白丁の娘・壬生姫予の転生者で、天部界の皇子『青輝龍』と魔界の者『鬼夜叉』と浅からぬ縁を持つ。

　彼女の黒髪パッつんな容姿は、シバラク好みの清楚な少女で、金龍からも「可愛いお嬢さんではないか?」と言われる程。その後の芦田キャラ達や、ライブキャラにも影響を及ぼしている。