CV:緑川光(CDドラマ)
概要
『神部界』よりも遥か上層に存在する神々の聖域『天部界』の皇子で、竜王『大龍光帝』の息子。1000年前に実在した人物で、その容姿は成長した『神部界 創界山』の皇子『翔龍子』に瓜二つである。後に登場する『四天龍王』との関係性は不明。
彼の名に関する初出は『伽藍洞』の仙人『幻喝仙』の会話でのみ。
『天部界』から遊びのつもりで『現生界』大親山に降りた際、白丁『時成』の娘『壬生姫予』と『龍神池』の畔で出会い、恋に落ちる。
だが、神々の世界の者と人間との恋愛は古の時代から禁忌ではあったが、『運命の鏡』を用いて己の姿を二つに分け、1人は天部界で人目を欺き、もう1人は姫予と会い続け愛を育む。
諸事情から土豪『赤銅家』の嫡男『氏彦』から嫁入りを半ば強引に迫られた姫予から駆け落ちを懇願され、大龍光帝に結婚の承諾を得ようと天部へ戻るも容認を拒否。
運命の日、姫予の元へ向かうも、己を強烈に憎む魔界王子『鬼夜叉』の策により間接的に殺害され、姫予に「千年後に会おう」と言い遺し『鏡』と共に池に沈む。
1000年の後、『神部界 創界山』の皇子『翔龍子』として転生したが、『天部界』の女『阿娜』の誘いに乗じた鬼夜叉に『鏡』を見るように仕向き記憶を覚醒させ本能のまま『現生界』へと下らせ、人間『御形渉』として姫予の転生者である文月に干渉し始めた。