魔神英雄伝ワタル-終わりなき時の物語-
2
ましんえいゆうでんわたるおわりなきときのものがたり
魔神英雄伝ワタル-終わりなき時の物語-はメディアミックス作品『魔神英雄伝ワタル』シリーズのひとつ。
1993年から1994年に掛けてリリースされた『魔神英雄伝ワタル』シリーズのOVA。全3巻。サンライズ制作。『戦部ワタル』が主役(メディアミックス作品として)の物語はこの挿話で一旦の完結を迎える。
本来ならば製作される予定ではなかったが、『魔神英雄伝ワタル-虎王伝説-』に於ける内容で、『救世主ワタル』が「神部界を救う資格を失った」文脈から、その経緯を知りたいファン層心理によりOAV化される流れになる。
だが、内容は『TVシリーズ』よりも、『ラジメーション』や『ノベライズ』寄りの人間ドラマが主体であり、劇中での要のひとつである筈の魔神も『モーガン』一体しか現れず『4』と同等の扱いでしかない。更には舞台の『創界山』や『神部七龍神』すら痛烈なダメージを与えており、劇中のドシリアスさと、決戦後の爪痕、結末に賛否両論と云えなくもない。
メインテーマは『救世主ワタルとは何者なのか?』に焦点を合わせ、ルーツと根幹が、この挿話で明らかになる。と同時に『2』と『虎王伝説』の中間に位置してもおり、服装と装備はそのままに、『天部界』の人物も先行登場している。
後年製作された『七魂の龍神丸』と継続しているかは不明だが、これより数年後に製作した『超』とは一部の要素は受け継がれるものの、世界観が似て非なる平行世界で、未来の結末が全く異なる事実から(色々な意味で)別物扱いである。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です