CV：緑川光
概要
中学生に進級した『ワタル』の前に現れた『魔界王子』のひとり。隠れているが頭頂部には一本角を有し、線状のグルグル頬っぺが特長。鐔無しの刀にレザーコートの様な服装(緑の帯らしきものは褌である。byキャラデザ)側には魔獣『狼虎』を引き連れる。『虎王』や『ノーザン・タイガー』『閻羅王』と同じ『魔界王子』の身分であるが、グリースを塗りたくった色合いの長髪を靡かせ、執拗に二人を狙う。何故か1000年前に実在した『天部界』の皇子『青輝龍』を激しく憎み、その時代に生きていた人間の娘『壬生姫予』にも執着する。
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天界の極秘事項のネタバレ注意
その正体は、天部界の宝物『運命の鏡』によって別れ、『現生界』へと往来していた『青輝龍』の分身が、己の『姫予』に対する愛情を隠し、片割れに対する嫉妬と憎しみで覆い魔界へと堕天し生き続けた成れの果て。『天部界』に残留していた分身とは鏡の能力でひとつに戻ると記憶と出来事を共有していたが、乱用すれば一人歩きする副作用を知らず、何時しか互いが『姫予』を愛する様に変化。魔界へ落ちた後は1000年もの間に『青輝龍』への復讐の機会を試行錯誤し、彼の生まれ変わりである『創界山』の皇子『翔龍子』に鏡を見させる様に仕向けた『天部界』の女『阿娜』の誘いに便乗、過去へ遡り『赤銅親子』を嗾け、殺害に成功。『姫予』の転生者である『文月未知夜』を魔界へと拐い『虎王』達を魔界の『蛇蝎城』へと誘うも、記憶を覚醒した『姫予』から愛しているのは自分で、『青輝龍』から事の真相を聞かされた後、『鏡』と肉体をひとつに戻し昇華される。
だが、彼もまた、更なる邪悪な魔界の者の意思に利用されていた節が見受けられる。
