CV:松本梨香
概要
牙皇子配下の破壊四天王の一人で、メンバーの中では最年少で新参者。普段は顔を包帯状のマフラーで覆っており、一人称は「オレ様」、「ワタルと戦った事がある」など妙に虎王と言動が似ている。第二浮游界ではマズルカを腹パンして光の龍玉を第三浮游界へ跳ばし、虚偽報告をする不可解な行動を取る。
その正体は牙皇子よりも格上の正統な魔界皇子のひとりだが、虎王とクリソツで、魔界の海の帝王ゴクアクダーの配下であり、牙皇子が浮游界を支配出来る器かどうかを見極める為に使わされたエージェントである。他の四天王とは違い、魔界力で魔神変化を行使せず、専用魔神バーストタイガーを駆る(劇中で流星のフレアを纏った魔神はこれである)。
しかし、それとは別に監視しながらも、その座にとって代わる策略を巡らせ、ワタルと虎王の関係性などを利用。威厳を貶め光の龍玉の中身である龍神を暗黒龍へ変貌させようとするが、魔王より手渡された崩壊の斧の能力発動条件を知らず、利用された事を悟るも、そのままネーブル山の火口へ堕ちる最期を迎える。
原案は可愛いキャラを子憎たらしい凶悪顔に変貌させる漫画家五指に挙げられる神北ハヤトの手にによるものをブラッシュアップさせた存在である。また、この風貌などは脚本家山口亮太が虎王に似せたキャラを出したかったかららしいが、劇中当初から混乱するリスナーが続出し、虎王が記憶喪失になったやら、クローン説やら、職務質問されるネタなどがアニメ雑誌各誌に投稿されていた。