解説
押井守の作品群『ケルベロス・サーガ』の登場人物の一人であり、作品によって微妙に設定が異なっているが、複数の作品に跨って登場している人物。
初出作品である『紅い眼鏡』における主人公。実写作品では千葉繁が演じている他、漫画作品においても千葉繁の容姿をモデルにして作画されている。
首都警特機隊こと首都圏治安警察機構警備部特殊武装機動警備大隊の優秀な前衛隊員。通称・トドメの紅一。
同じく前衛隊員鷲尾翠、鳥部蒼一郎との三人組によるチームワークは、三頭を持つ魔犬ケルベロスに例えられ、多くの犯罪者やテロリストに畏れられていた。
組織刷新に伴う特機隊解隊及び武装解除命令に抗して行われた特機隊による決起事件、通称〈ケルベロス騒乱〉の際には特機隊長巽志郎の命令で翠と蒼一郎と三人で行動、最後は自身のプロテクトギアと共に唯一人、国外逃亡に成功する。
そして3年後、変わり果てた街を見て紅一は……。