概要
漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場する、「角の生えたドラゴンの顔」を象ったように見える紋章。
当初はダイの感情の昂ぶりに呼応して額に輝き、彼に怪力、戦闘センス、魔法の技術など大きな力を与えると思われていたが、その正体は「竜の騎士」の象徴である。
能力
歴代の竜の騎士達の肉体的な能力、魔法の素質、闘いの遺伝子が蓄積されており、あらゆる呪文を使うことが可能で、独自の戦闘術【魔法剣】を使用することができる。
また、独特の闘気「竜闘気(ドラゴニックオーラ)」を放出する鍵となる。
死後、紋章はマザードラゴンに回収され、新たに生まれる騎士に授けられる形で能力が累積されていく。
これが本来の「マザードラゴンから生まれた竜の騎士」の場合だが、竜の騎士バランと人間のソアラから生まれたダイは、父の紋章に蓄積されていた「闘いの遺伝子」以外の2つを引き継いで生まれたことにより、本来の騎士よりもやや劣っている。
ただし、人間と混ざったことによるイレギュラーゆえか、歴代の竜の騎士の誰もが成しえなかった「紋章を額から右手の甲に移す」ということをやってのけた。これにより、右手の竜闘気の集中力が上がり攻撃力も上がったが、生半可な武器では全力の竜闘気に耐え切れず自壊してしまう、スタミナ消費が激しくなり持久戦に向かないという欠点も抱えてしまい、前者の解決のために専用武器を作成することになった。
さらにダイは、バランが持つ紋章も継承されていた事が明らかになり、左右手の甲に紋章を発現させた「異例の事態」を引き起こすことになる・・
関連タグ
血継限界...同じWJ作品に登場する能力。子孫に遺伝する、能力によっては他者から直接引き継ぐなど共通項がある。