概要
正式タイトルは、「しょにおや!~いっしょにおやすみプロジェクト~」。
雑誌『電撃G's magazine』の読者参加企画。
同誌2019年11月号から連載開始。
コンセプトは、ダミーヘッドマイクを使ったバイノーラル音声によるボイスドラマ、いわゆるASMRで、おやすみガールと言われるヒロインが様々なシチュエーションで聴き手を癒す内容となっている。
当初はボイスドラマでの展開は伏せられていたが、後に発表され、ダウンロード販売サイト・DLsiteにて独占配信されるようになった。
誌面上では、ヒロインのイラストや、リラックスできる方法や安眠できる効能が期待される料理の紹介、ヒロインへの質問コーナーが展開されている。
ヒロインとその相棒となる妖精ごとにイラストレーターが異なるのも特徴。
ストーリー
妖精の国「ネムネム王国」。
そこは、人間世界に住む人々の幸せから生まれる「ユメスター」というエネルギーを用い、平和に妖精たちが暮らしていた。
しかしストレスが強い現代日本の状況により、ユメスターが激減。
妖精たちは、人間界の少女たちに、人々を癒す「おやすみガール」になってもらうよう頼み、ユメスター確保のために動き始めるのだった。
登場人物
おやすみガール
妖精
聴き手について
- お兄さん
甘恵が住んでいるマンションで、隣の部屋に住んでいるサラリーマン。
社畜。
- キミ
癒衣が務める会社の後輩。
社畜。
- あなた
静音の幼馴染で、静音が通う高校の近くに一人暮らししている。
社畜。
- 先輩
汐里の大学時代の先輩で、今は社会人。
多分社畜。
- キミ
理桜の務める美容院の近くを通勤路にしている社会人。
きっと社畜。
甘恵の「お兄さん」、癒衣や理桜の「キミ」、静音の「あなた」、汐里の「先輩」は、本作のASMRドラマの聴き手であるため、キャラクターとしては登場しない。
また、同一人物であるとも言われていないが、ファンの解釈によっては「自分(聴き手)=お兄さん=キミ=あなた=先輩」という設定もあり得る。
G's本誌に掲載された塩かずのこ氏のイラストでは、甘恵と癒衣が同時にこちらを見つめてくるというものもあるので、公式側もそういった解釈を認めていると言える。
ただ、その場合、聴き手は、会社帰りに巨乳の先輩と宅飲みし、帰宅すれば隣に住む女子高生や、幼馴染の女子高生に訪問してもらえ、さらに大学時代の後輩の自宅に招いてもらえる上、定期的に美人美容師に散髪やヘアケアをしてもらえるという環境にあると言える。
イラストレーター
- みすみ(甘恵、ネム、キュア)
- イコモチ(癒衣、ミッピー)
- とまとかげ(静音、ニャミ)
- 塩かずのこ(汐里、キュルカ、誌面イラスト)
- みれあ(理桜、コンチャ)
- 夜ノミツキ(苺花、クー)
- ゆんみ(りせ、ガル)
- さんざし(SD、4コママンガ)