概要
黒ひげマーシャル・D・ティーチの台詞。
pixivでのタグは原作通りの半角表記で広まっている。
経緯
ベラミー海賊団にさんざんに痛めつけられたルフィとゾロ。それは誰が見ても酷いやられようだったが唯一ティーチだけはナミに向かって二人こそが勝者だと評価する。
ティーチはベラミーたちが言うような夢を見ない〝新時代〟こそがクソだと言い切り、〝海賊が夢を見る時代〟が終わるという意見を嘲笑。同志であるルフィ達への共感を込めてこの自身の信条を主張した。
余談
- 夢追い人
原作本編においてこの頃のティーチは王下七武海でもなければもちろん四皇でもない、それどころか本名や彼こそが黒ひげである事すらも知られていない(当時の公式書籍においては「チェリーパイ男」として紹介されている)、知る人ぞ知る海賊といった存在であった。そんな絶賛駆け上がり中である彼が夢を追うことを否定しないというのはある種必然だと言える。
ちなみに現在は世の誰もが認める大海賊となったティーチではあるが、その地位で満足して停滞してはおらず夢を追うことを忘れてはいない模様。
- 聞き手の反応
雑踏の真っただ中で急に持論を叫んだ無名の男に感銘を受ける者は当然に居らず、空島を持ち出したルフィ達と同じように奇異な目で見られて馬鹿にされるばかりであった。
その一方で読者間においてはこちらとその前後の台詞でルフィ達を擁護したということが黒ひげへの評価に繋がっているところがある。
- 知名度
こちらはONEPIECEを代表する台詞と言っても過言でなく、多くのCMやゲームなどで用いられている。
ONEPIECEを詳しくない人でも知っている可能性が高い台詞であり、名言や格言などとも言われている。