元ネタの妖怪は別項で解説。⇒牛鬼
概要
奴良組系牛鬼組の組長であり、奴良組幹部の一人。平安時代の生まれであり奴良組では長老格とされる。「牛の歩み」と例えられるほど慎重で物静かだが、戦闘時は勇猛で苛烈な一面も見せる。
元は梅若丸という人間だった。捻目山に巣食う妖怪・牛鬼に母を食い殺された梅若丸は、その憎悪と霊瘴にあてられ鬼へと変貌し、その力で牛鬼を殺害。父と母を奪ったこの世への憎しみから殺戮を繰り返すようになり、いつしか梅若丸自身が「牛鬼」と呼ばれるようになっていた。
数百年後、ぬらりひょん率いる奴良組と対決し敗北。正面からぶつかりあって自分の力を認めたぬらりひょんの器に惹かれ、奴良組の傘下に加わる。
現代では、奴良リクオの三代目襲名に反対する「反リクオ派」と一人として登場し、奴良組に対して謀反を引き起す。だがその真意は、弱体化してゆく奴良組の将来を憂い、リクオの力と器を確かめることにあった。この行動がリクオの決意を促すことになる。
その後リクオの意向により謀反は不問とされ、奴良組幹部としてリクオを支持する立場をとるようになる。
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