概要
教会で気を失ったリンクを助け出した旅の商人。
家に居候する代わりに、冒険に必要なアイテムを有料で貸出してくれる。
絵になる為の、腕輪をくれた本人でもある。
もしやられた場合、そのアイテムは没収となりもう一度ラヴィオにお金を払い借りねばならない。
だが、ある程度ストーリーを進めて行くとアイテムを高額で買い取る事ができ万が一やられてもアイテムが没収されることなく冒険を進めるようになる。
全てのアイテムを買い取ると……?
リンクのことを「勇者くん」と呼ぶ。
一人称は「ボク」。
相棒の鳥の「シロ」と共に行動をしている。
他のシリーズでの出演
「ゼルダ無双ハイラルオールスターズ」ではダウンロードコンテンツとして登場。「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2パック(外部リンク)」のダウンロードで使用可能になる。
神々のトライフォース2でレンタルしていたハンマーやアイスロッドをはじめ、多彩なアイテムを駆使して戦う。
pixivにおいて
ピクシブでは素顔を晒したイラストが圧倒的に多いので、検索する人はネタバレに注意。
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ラヴィオの素顔・正体
↓この先ラヴィオの正体、物語の核心に関わるため、ネタバレ注意。
素顔はリンクに瓜二つの容姿をしていて、髪色は黒、瞳は緑眼である。リンクと髪の分け目が反対である。性格は臆病者。
実はロウラル世界の住人。
昔、ロウラル王家に仕える使用人であったラヴィオはユガとヒルダ姫の野望を止める為にハイラルに勇者を探しに来ていた。
彼自身もロウラルを元のような姿にしたいという願いを持っていたが、ハイラルを滅亡させ自国のみ助かるのは正しい事ではないという考えを持っている。
ヒルダ姫の先祖がトライフォースを破壊した理由も、トライフォースを巡る争いを止める為でありヒルダ姫が今回行った事は争いと同じだと叱咤した。
ロウラルを憂い苦しむヒルダ姫を救いだしたかった、と彼は語っている。
自国が滅ぼうともこれが自分たちの国だとヒルダ姫に説得し、ヒルダ姫とゼルダ姫は和解した。
最後は、リンクと握手を交わし別れを告げた。
「ハイラルの勇者リンク ボクもキミのようになりたかった」
また、二周目(ハードモード)ではロウラルの空き家(ラヴィオの家)に彼の日記が追加されていて、旅立ち3日前からの心境、ヒルダ姫に対する想いについて書き綴られている。
『Nintendo DREAM』3月号の開発者インタビューによると、彼がウサギの姿をしてる理由は、裏世界のリンクが表世界に来た事によってウサギの姿に変化したからである。
(これは「神々のトライフォース」にてリンクが表の世界から裏の世界に来た時にウサギに変化したことのオマージュであると思われる。)
因みに、ラヴィオと行動しているシロはロウラルにいるごく普通の鳥…らしい。
余談
乱丸版「ゼルダの伝説」「リンクの冒険」には、小生意気な少年ビリーが登場する。リンクがガノン軍と戦った結果、町民たちがとばっちりを受けてしまう。そのためリンクは周囲から煙たがられるが、ビリーだけはリンクに協力をしてくれた(当初は興味本位からリンクに近づいた節があるが、周囲の対応に憤り正義感を見せるようになる)。盾の安いお店を紹介したり、食料を集めてくるなど土地勘のないリンクの手助けをした。
ガノンが討たれた後は「リンクの冒険」にて近衛兵となり、敬語も使うようになるなど礼儀正しくなった。この話ではゼルダ姫の護衛としてリンクに同行する。しかしゼルダ姫を守り切れず、彼女は魔物たちに血を抜かれて殺され、遺体を連れて帰国中に今度はガノンに捕まってしまう。
リンクに助け出されたビリーだが、己の力不足に悩むようになる。だがリンクから励ましを受けたことで立ち直る。
また眠りから覚めた初代ゼルダ姫に一目惚れする。そこへ自分たちを狙って来たガノン軍に取り囲まれ窮地に陥る。しかもリンクはガノンと死闘を演じているため援護は望めない。しかしビリーはまったく臆することなく「今度こそ守ってみせます」と初代ゼルダ姫に告げ、最後まで戦い抜いたのだった。
「王家に仕え、リンクに協力する少年」「もう一人の『姫』に好意を抱いている」「自分の未熟さにコンプレックスを抱いている」という点がラヴィオと類似している。ちなみにこの作品では、リンクの相棒としてオウムの「ワット」が登場する(「リンクが鳥をお共に連れている」)。