マルチに関連するタグ。
- multi- (接頭語) 複数の。何倍もの。
- HMX-12 マルチ。Leaf(アクアプラス)の恋愛ゲーム『ToHeart』のメインキャラクター。
- 円谷プロの特撮TV番組『ミラーマン』に登場した分身怪獣。
- NEC PC-9821 Cシリーズの初期ブランド名。98multi。
HMX-12 マルチ(ToHeart)
CV:堀江由衣。
来栖川エレクトロニクス製のお手伝いアンドロイド”メイドロボ”の試作型。
正式名称(型番)は”HMX-12 マルチ”。試作機のAIには、(人間の)”感情”を試験的に搭載している。
ドジや失敗が多いものの、健気で一生懸命な一面もあり、エンディングで涙を流した人は少なくない。
何故か時間軸がずれる旧アニメ版でも、頑張り屋な様子は再現され、また迷子の面倒をみるといった場面もみられた。
ゲームのエンディング(神岸あかり編)の約1年後を描いたアニメ「ToHeart〜Remember my Memories〜」では実質的なメインヒロインになっている。ここでもゲーム中のけなげな姿は健在。さらに、他のメイドロボ、フィールやセリオとの交流も多く描かれている。
2000年代初頭のギャルゲー情報誌では 「Kanon」の月宮あゆと肩を並ぶほど上位にランクインしていた。
「ToHeart2」に登場するメイドロボ、HMX-17シリーズの先輩機にあたる。「ToHeart2」の製作にいたっても彼女の影響が強く、原画家のみつみ美里氏は、「メイドロボ姉妹(HMX-17シリーズ)をデザインする時髪の毛を「緑」にするのだけはできなかった」と語った。
尚、オリジナル(18禁)版Leafのビジュアルノベル作品におけるふきふきキャラ(Hシーンで主人公にふきふきされる)は、彼女で3人目にあたる。
「ToHeart」以外の作品での活躍
※同人ソフトなどの2次創作作品は除外。
●初音のないしょ!
ミニゲーム「LEAF FIGHT'97」では、プレイヤーキャラとして登場している。
序盤は攻撃力が低く扱いづらい所があるが、レベルが上がると共に、急成長を遂げ、雑魚戦に欠かせない存在になる。
攻撃スキルは、漏電を起こして、相手を電気で攻撃する【電気ビリビリ】のほか、放水で相手に【聖】属性ダメージの【アクアシャワー】がある。
防御属性は【物理攻撃】【電波】【聖】【魔】に強く【水】【知力】に弱い。
パーティに、HM-12、セリオを加えると、戦闘中に合体攻撃が発動する。
2011年6月22日に稼動されたアーケード向け対戦格闘ゲーム「AQUAPAZZA」にも登場。 多くのアクアプラスのキャラが出てくる中で、「ToHeart」では唯一の参加となっている。
しかし、マルチ以外の「ToHeart」の主要キャラは「ToHeart2」の設定上、全員卒業しているため、登場していない(当然、背景も登場していない)。
飛び道具が無く、メインは接近戦になるが、機動力は低いので使用技で補う立ち回りが要求される。またリーチが短い弱・中とリーチは長いが大振りな強と極端な通常技を持ち、ヒット確認が必要となる。連続技は扱いやすいが、癖が強い上級者向けキャラ。
【直伝のモップがけ】と【お掃除は何より気合が肝心です】は 突進技で、連続技にもつなげやすい技だが、ガードされると相手から反撃を受けるのは確実。なお、モップをかけた地面の上では技性能が変化する。
モップを持って回転する【サイクロン方式を取り入れました】と【吸引力は絶大です】も、反撃や連続技につなげやすい。
スプラッシュアーツ【妹たちの大掃除】は、マルチが叫んだ後、数十機の量産型マルチとセリオがなだれ込んで襲い掛かる技。ガードで防ごうにも確実に好感度の減少とガードクラッシュで大ダメージになる。
しかし、この技の発動に相当時間が掛かり、その間にマルチは無防備状態なため、相手の攻撃を受けて、技を潰されやすい。対戦プレイでの使用は自殺行為に等しい。
関連タグ
メイドロボ関連
来栖川関連
Leafふきふきヒロイン関連
分身怪獣マルチ(ミラーマン)
『ミラーマン』の第4話、第9話に登場。コバルト60を抱えた黒服の男(インベーダー)が、宇宙船からの光線を浴びて変身する。
デザインは、緑色の体で、体の前面はメロンのような模様、背面には植物の葉のような模様が付いており、顔には無機的な目、手足には指が無く切断されたようにも見える…といったなんとも奇妙な外見をしている。
口にあたる器官は見られないが、「ガガガー」とやかましい声で鳴く。腕から光線を放つが、分身能力は人間体の時でしか披露していない。
『ミラーマン』に登場した怪獣の中では、唯一池谷仙克氏がデザインした怪獣であり、その奇妙な姿からカルトな人気を誇る。