FF4の登場人物リディアの幼女形態を特に指すタグ。たまに他のリディアのロリ形態に付いている時もある。
名の通り、純然たる少女時代、すなわち7つのリディアである。大人の時との最大の違いは、白魔法も使えるという所にあり、テラにその資質を認められるなどしているが、まだこの頃はそこまで召喚士としての頭角を現していない、いわば魔道士の卵状態だった。
また、一部の者にとっては大人リディア以上に強く印象に残っているともいわれるが、実際ゲーム内容を回顧すると、イベントに大きく関与しているのはこの幼女時代の方である。
セシルたちに手違いとはいえ、母親を殺され、その挙げ句「もういやあ、みんなみんなだいっきらい!」と自暴自棄になったり、故郷を滅ぼされ、恋人を殺され、全てにおいて投げ遣りな発言をするギルバートに「よわむし!おにいちゃんはおとこでしょ、おとなでしょ!…わたしだって…」と自分の境遇を重ねながらも、鼓舞したり、故郷を焼かれたトラウマで「ほのおは…いや!」とファイアの使用を拒むも、眠れる正義感を呼び覚まし、それを克服したり、あるいはローザとクリスタルを奪われて落ち込む大人たちに対し、明るく振る舞って元気付けたりと印象に残るようなイベントが多い。
そんな不幸を背負いながらも健気に振る舞う出で立ちや天真爛漫な性格があるからこそ、大人になったリディアの魅力が一層引き立っているとみることができる。