騎乗する馬を用いて障害物を超え進み優劣を競う。
オリンピックでは長きに渡って行われている種目で、ヨット(セーリング)の一部種目を除けば唯一の男女別の存在しない種目でもある。
見た目の動きの美麗さを競う「馬場馬術」、決められた障害物を既定の方法で越えなければならない「障害飛越(障害馬術)」、この2種とクロスカントリーも加えた3種で競われる「総合馬術」がある。
1900年のパリが最初で、その後2大会の空きを経て1912年のストックホルムから継続し現在に至っている。
近代五種でも馬術が競技として行われていたが、2021年の東京オリンピックの近代五種の馬術競技において起こった馬への殴打が問題視され、2028年のロサンゼルスオリンピックより馬術が近代五種より外されることとなった。