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カンゴームの編集履歴

2022-06-25 10:59:56 バージョン

カンゴーム

かんごーむ

鉱物の一種。また漫画『宝石の国』の登場人物である。

鉱物としてのカンゴーム

カンゴーム(煙水晶)とは水晶の一種。

カンゴームという名前は、産出される山脈の名前が由来(スコットランドのカンゴーム山脈から)。

産出量が少なく光を通しにくい性質。



宝石の国』の登場人物としてのカンゴーム


以下未アニメ化範囲のネタバレ注意


硬度
担当冬季担当
モデルと思われる鉱石煙水晶
一人称
声優[[]]

ゴースト・クォーツの「中の子」。年上の宝石を「にいさん」と呼ぶ。困り眉なことが多い。 武器はゴーストが使っていた大鎌、後にアンタークチサイトのような鋸状の剣を使用している。

二層構造であるゴーストの内側(黒い部分)で、時々ゴーストの意志関係なく勝手に動いていた。ラピスの言うことなら素直に聞いていたらしい。


ゴーストが月人と戦った際に殆どの表層が剥げ落ち、月へ連れ去られたことによって現れた。

ゴーストの最後の言葉と彼が連れ去られる原因となったフォスへの怒りから彼とコンビを組む。

ゴースト同様、ラピス・ラズリの首を一番大切なものと称している。

当初は周囲からゴーストと呼ばれていたが、フォスの提案で金剛先生にカンゴームという名をつけてもらった。

昔から本を読むのがちょっと好きらしい。本当はラピスに読んでもらいたいと思っている。


カンゴーム

カンゴーム自身は黒色だが、髪と瞳はゴーストの影響で銀(あるいは灰)色である。ゴーストが剥がされる前に戦いで左腕を失ったため、代わりにスモーキークォーツをつけている。当初は白粉を肌に塗っていなかったが、冬季の担当になった時から白粉を塗るようになった。

元々髪色、物言い等からアンタークチサイトに似ているところがあり、一時的にフォスを錯乱させた。白粉を塗ったことでますますアンタークに似た見た目になり、フォスは一度「アカンゴーム」と呼び間違え彼に突っ込まれている。他のあだ名は「カンゴ~ヌ~ン」など。


ゴースト部分が削り取られているため、他の宝石たちより少し身体が小さい。

その点がレッドベリルの職人魂に火を付けたらしく、やたらと可愛い夏眠用パジャマを毎年着せられている。本人はフリフリな衣装を着るのにあまり乗り気ではない。最近は慣れてきたものの、目覚めないように踏ん張っている。


言動は粗暴だが、気丈で付き合いが良い。作中きってのツッコミ体質で、ボケ役のフォスと相性が良い。フォスにはかなり振り回されつつ、漫才のようなやり取りをしている。

しかしある人物から、その関係性に指摘を受けて以来、彼に対する態度が変わりつつある。



関連イラスト

カンゴーム憎らしくて大切な

kangoooomCairngorm


関連タグ

宝石の国 市川春子 フォスフォフィライト

ゴースト・クォーツ ラピス・ラズリ(宝石の国)






































※この先、原作9巻のネタバレ注意


























2度目の月行きの際、月人のリーダー・エクメアから粉にされた宝石たちのうち硬度4以下のもの(アンターク含む)は再生不可能であると告げられる。それを聞いた後、フォスの精神を安定させるために自分の表面に合成アンタークを外装して欲しいとエクメアに申し出る。




代償なしの自由などないのろい

しかし、そこまでしてフォスに尽くそうとするのは、瞳の虹彩に残っているゴースト・クォーツの意志によるもの(エクメア曰く「呪い」のようなもの)だと判明。

(実際、第四十五話でフォスへのラピス頭部接合をルチルと金剛に提案した際、両者に難色を示されると 外的な力が働いたかのように 代替品として自らの頭部を外し与えようとしている。その行為を金剛に止められた直後、「フォスを まもれって ゴーストが」とうわごとのように発していたのも事情を踏まえると納得がいく)


そしてカンゴームが自分を塗り潰すのはゴーストの意志に支配される事に疲れたためだろう、と彼から指摘され、ゴーストの分離を勧められる。最初は拒否しようとするが、それすらもゴーストの意志だと気付くと恐怖を感じ、またエクメアから「本当の君はこの星の美しい空色だ」と言われたことで、生まれて初めて「自由になりたい」という願いを口にし、施術を受けた。



施術後はゴーストの意志から解放され、フォスやラピスに対する執着心も無くなった心持ちに爽快感を感じ、代わりにエクメアを強く慕うようになる。

着たい服を自分で選ぶなど、自分の意志を育てる訓練を通して交流していくうちに、やがて彼に好意を寄せる。


センシティブな作品カンゴーム


「フォス 月に連れてきてくれて ありがとな」


エクメアを慕うようになってから、男性的で粗暴な口調は変わらないが、外見や仕草は完全に女性的になった。

白粉を塗るのをやめ、初登場時以来の黒い肌を晒け出した姿(前述の通りエクメアはこの肌を「この星の美しい空色」と褒め称えている)となり、露出度の高い女性用の服を身に纏うようになる。また、瞳はゴーストの虹彩を取り除いたため肌と同じ黒色になった。

(髪はかつてと同様だが、エクメア曰く影響はないとのこと。髪部分の記憶量は微量、かつインクルージョンも棲んでいないことが多いためと思われる)


その後、エクメアと数回のデートを経て、遂に結婚式をあげる。以降は他の月人や大多数の宝石から「」と呼ばれるようになる。


エクメアに対しては超が付くほどデレデレで、所かまわず(フォスの前であっても)イチャイチャしてしまうほど。そのラブラブっぷりは他の宝石たちの間でも話題になるほどである(特に恋バナ好きのダイヤモンド)。


一方フォスに対しては、ゴーストの意志が無くなったためかかなり辛辣な態度になっており、彼からの必死の願いも突っぱねたり、痛いところをやたらと突いてくるようになる(「いない仲間のために近くの仲間を雑に扱うのはやめたほうがいい」など)。

ラピスについても、フォスから「ラピスの体が戻ったら頭を返す」と言われてもどうでもいいと言ったり、「組んでいたのはゴーストであって俺じゃない」とバッサリ切り捨てている。


しまいには地球へ襲来した月組の宝石たちを迎えに来た際に平気でフォスの頭(ラピス製)を叩き割ってから回収するという暴挙に出た(本人曰く「よく喋ってうるさいから回収を楽にするためにやった」との事。聞いたイエローからは激しく非難された)。


アンターク、ゴーストとこれまでにペアを組んだ相手を立て続けに失い、心が壊れかけたフォスを支え続け、親友とも呼べる存在となったカンゴーム。

しかし、彼すらも自分から離れてしまい、フォスは再び精神の均衡を失う事になる…。


イラスト(ネタバレ)

カンゴーム庇護決別【9巻ネタ注意】


関連タグ(ネタバレ)

エクメア エクカン

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