プロフィール
概説
白銀御行の妹。秀知院学園中等部の2年B組で、生徒会会計を務めている。
銀髪(あくまでも漫画的表現であり実際は兄同様普通より少し明るいだけ)の美少女で、顔立ちも兄に劣らず整っており、中等部でも男女問わずモテる存在らしい(初対面時の四宮かぐやからも「あら、かわいいお客さん…」と好印象を抱かれるほど)。
人物
兄と同様に真面目で実直な性格。外ではしっかり者として振る舞っているが、家では反抗期真っ盛りであり、特にシスコン気味で口うるさい兄には厳しく、必要事項と暴言以外ほとんどしゃべらない。
だがそれでも年頃の女の子らしく兄の恋バナは気になるご様子で、兄の携帯に女の子(かぐや)から電話がかかってきた際は「おにいに女の子から電話っ!?」と動揺したり、兄が落ち込んでたり、スマホに向かって一喜一憂している時などは近くでストレッチしながら様子を窺っている。
なお、本人から直接聞かないのは「それだと自分がブラコンみたいで、これまでの言動と矛盾してしまい恥ずかしい」というのが理由。もっとも、周囲にはよく兄に対する愚痴のつもりで自慢話をしているので、自覚は無いのだろうが十分にブラコンであり、決して兄妹仲は険悪ではない。
両親が別居するに当たり、当初は母親側に引き取られたのだが、その母親と仲が悪くなった事から父親の方に出戻った。
家計を任されているため金銭感覚もしっかりしているのだが、最近はYouTuberを始めた父の動画に映り込むだけで物凄い額のスパチャが投げ込まれる(1万円の投げ込みが多数)事から、倫理観共々危なくなっている。
なお彼女の名誉のために記すが、単行本のおまけページで視聴者に「無駄遣いはやめよう」と呼びかけており、決して金に汚い子ではない(ただしその日、過去最高のスパチャ金額を記録したという皮肉な結果に終わっているが)。
寧ろ兄のためにお小遣いを溜めておく等、金銭感覚は兄妹でよく似ている。
藤原家の三女・藤原萌葉とは生徒会の仲間であり大親友。その姉の藤原千花とも仲が良く「千花姉ぇ」と呼び慕っている。
四宮かぐやには強い憧れを抱いていて、距離を縮めようと苦心しているが、本人の前では照れて中々素直におしゃべりできない。かぐや自身からも御行と親密になるためという目的も兼ねて仲良くなりたいと思われておりお互いに好感を持っているのだがあまり素直に会話できないこと、そして会話ができても外部(主に圭と仲の良い藤原姉妹)による悪気無しの邪魔が入ることもあってなかなか打ち解けるに至らない。
なお、かぐやに憧れを持つに至ったのは、学外での出会いにあるようだが、詳細は不明。(その時に掛けられた言葉を仄めかしたものの、かぐや側は覚えていない様子であった。)
こうした状況ゆえに、兄の想い人がかぐやだとは考えてもおらず、友人の萌葉が義姉になる可能性を考えたり、最近連絡を取るようになった人物が怪しいと思っていた。
だが、ある時真夜中に長電話する兄の姿を見てようやくかぐやとの交際に至っていた事実を知り、体面も寝不足な事も無視して根掘り葉掘り聞きだすのだった。
なお、2人の交際については大賛成(寧ろ兄が捨てられないか不安)なのだが、自分の方がかぐやを独占したいという欲求があるため、自宅に招いた際にはちょっとした喧嘩になった事もある。