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大谷日堂の編集履歴

2022-07-05 22:15:47 バージョン

大谷日堂

おおたににちどう

西条真二の漫画作品「鉄鍋のジャン!」に登場するキャラクター。

概要

料理評論家。

常に袴の太った眼鏡の関西弁で喋るおっさんだが金に汚く、日本一腐った心と日本一の舌を持っている。金がもらえなければ的確に料理のアラを探して罵ってくるという厄介者である。


彼の料理のぶった切り方はTV視聴者から人気が高い上、メディアのお偉いさんたちとのコネクションも強く、料理界を半ば牛耳れるほどの権力者でもある。そして全日本中華料理連盟会長の座を虎視眈々と狙っている。


しかし秋山ジャンキリコたちのレベルの高い料理には何度も屈しており、料理のアラを見つけられないどころかその美味さに屈し、アヘ顔を何度も披露してしまっている。なまじ最高の舌を持っているだけに、最高の料理に出会ってしまうとひとたまりもないというわけである。

特にジャンにはどんなにうまい料理でも無理やり理由をつけて点数を入れようとしないが、ある回では「自分の舌にどうしてもウソがつけない」として、ついに高得点を入れてしまった場面もあった。


「ワ…ワ…ワシは大谷日堂やど!天下第一の『神の舌』を持つ男やど!料理人が好きだの嫌いだので点が変わる男やないで!見損なうなボケーーーーー!」


これがあまりにツンデレ、あるいは敗北した女騎士みたいとして、直後の「おまえのいいところを見つけたぞ大谷ィ!」というジャンのセリフも併せて、読者からこの物語の真のヒロイン扱いされている。


もともと秋山階一郎・五番町睦十とは、軍人の父・月堂と共に中国大陸にいた頃に嵌められた因縁がある。物語開始時点ではまだ日堂はジャンのことを知らなかったが、五番町飯店の勝負でたまたまジャンに遭遇し敗北。以降、店とジャンに大恥をかかせようと、何度も何度も何度も何度も凄腕の料理人を差し向けて戦わせたり、中華料理大会を企画したりする。本作でジャンが戦う相手の9割くらいは、大谷の差し向けた刺客または大谷が開催したイベントに参加した者である。


大谷自身も大会決勝でジャンにブチギレて暴力を振るい退場になったり、呼んだ料理人が大問題を起こしてTVディレクターに激しく詰められたりとジャンに負けず劣らず問題を起こしまくっているにもかかわらず、何度も大会開催やTV番組企画ができているという謎の耐久力は、さしずめアンパンマンに対するバイキンマン役だと言える。


意外にも若いころは金髪の美少年であったが、口の悪さはその頃から変わっていない。


続編の『R 頂上決戦』では養子の水月、さらに『2nd』では千年・木琴・水蓮・帯刀・主水といった日堂の親族たちが、料理人としてジャンたちに襲いかかる。

日堂自身も無印と変わらずライバルを差し向けたり大会を主宰するなどしてジャン潰しを企んでいる。しかし2ndでは無印から20年以上経ち、80を超える年齢のはずなのに、なぜか容姿・能力は全く変わらない様子である。その理由が、後述のスピンオフで明かされた。


スピンオフ『五行クンの楽しい香港生活』にも壮年期の姿で登場。とある事情から香港にいた五番町葉六(キリコの父にあたる明らかに秋山顔の人物)を日本に戻る様説得するべく香港に来訪。その際の言動から、現代よりは五番町一族と良い関係だった模様。

上記の美少年を正当進化させた眉目秀麗な容姿であったが、不死をテーマにした長寿料理で、食べた者を人外といって差し支えない容姿に改造することもある葉六の料理を喰らった結果、寿命さえ延びれば容姿を醜く変化させてもいいと栄養をため込みやすいお馴染みの肥満体になってしまった事が明かされた。なお、この影響なのか、無印終盤で辺境の山奥の睦十の墓参りを若い黄より力強く歩んでいた。


関連タグ

鉄鍋のジャン!

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