概要
シビュラシステムのサイマティックスキャンでさえ犯罪指数を計測出来ない思考を持つ人達。
従来の人類の規範に収まらないイレギュラーな人格の持ち主であり、他者に共感することも情に流されることもなく、人間の行動を外側の観点から俯瞰し裁定出来る。
約200万人に一人の割合で存在すると予想されており、そのせいか他者と違うという疎外感から孤独な思いをするケースが多く、過去に免罪体質者達が起こした事件には作中で発生した事案より遥かに残虐な行為を行った個体も多数いる。
免罪体質者達
数々の事件の裏で暗躍した男。
人間は自らの意志で選択・行動するからこそ価値があるという考えから、様々な潜在犯たちに犯罪の実行への協力や助勢を行った。
私立桜霜学園の教員であった「標本事件」の被疑者。
当時捜査をしていた佐々山執行官を生きたまま解体、標本化。
狡噛慎也がそれを発見した事でサイコパスを濁らせ執行官に落ちたきっかけを作る。
3から登場する一係に配属された新任の監視官で、本作の主人公。
人でありながらシビュラに干渉し、シビュラの決定を覆す事が出来る。
いずれシビュラの存在を国民へ一般公開することになった際、人(国民)とシビュラ間を取り持つ
「橋渡し」の役目を負うとされている。
東金朔夜の母親。
多臓器同時移植や複数の脳を結合する技術や、それらに関連する薬剤の特許が彼女名義で取得されている。
SEAUnの議長を務める男性。
SEAUn平定のためにシビュラ・システムの導入を決断した。
作中では既に死亡しており、シビュラ構成員の脳によって使用されている義体となっている。
優生党の若手議員。
PSYCHO-PASS3から禾生壌宗に代って局長に就任。
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PSYCHO-PASS_GENESISに登場する監視官。
テロ組織「帰望の会」から切り捨てられた。
厚生省麻薬取締局捜査官。
厚生省公安局局長。
PSYCHO-PASS_GENESISにて実在の人物であったことが判明した。
関連人物
公安局刑事課一係監視官。
サイコパスの色相が濁りにくい「メンタル美人」な精神の持ち主。
シビュラシステムの正体を知る「フェイズ2適性」に認定され、いずれ国民に正体を明かす際、国民が受け入れる市民モデルケースとして重要視されている。
元セラピストの経歴を持つ執行官。
史上最高値の犯罪係数を記録した潜在犯であり、人工免罪体質者。
航空機墜落事故唯一の生き残りであり、「脳の多体移植」で一命を取り留めた事でサイマティックスキャンが認識出来ない体質を持つ。