「俺はドミネーターが嫌いだ!だけど一つだけ気に入ってる所がある…それは引き金が付いてる所だ!」
プロフィール
所属 | 公安局刑事課一係 |
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職種 | 監視官 |
コールサイン | Shepherd2 |
ID | 00475-AEMS-47395-1 |
生年月日 | 2096年2月11日生 |
星座 | 水瓶座 |
年齢 | 24歳 |
血液型 | A型 |
身長 | 168cm |
体重 | 54.1kg |
推薦者 | 常守朱 |
CV | 梶裕貴 |
人物
公安局刑事課一係に配属された新任の監視官。
同じ監視官の炯・ミハイル・イグナトフとは幼馴染で大親友。
新人監視官だが、20歳で着任した朱やその前任者たちとは違い、24歳という齢で公安局に入局しており、既に堂々とした風格を持っており新人らしさを感じさせない。今は故人である厚生省の重役・慎導篤志を父親に持ち、着任当時は部下たちに「ボンボン」と揶揄されていた。
特A級メンタリストスキルの持ち主で、他人の表情や動作を見るだけで思考を推測できる、心理学的見地からの非常に優れた洞察力が武器。また、「個性」として持ち得ている高い共感能力を駆使しての精神的ボーダーラインを超えて追跡対象になりきり、その人物の同行を追う「メンタルトレース」という技能を取得しており、捜査に役立てている。……とここまで書くとなんでもありのチートな能力に見えるが、これ自体は第一期において狡噛が槙島にやっていたことと近似しており、「状況・推理・統計を基にした、練習すれば誰にでもできる技術」と本人は説明している。しかし執行対象者になりきるということは、精神を潜在犯に近づけるということと同じであり、色相が濁る致命的な危険性も孕んでおり、炯の「ロープを引く」制止がなければ潜在犯堕ちもありえる諸刃の剣。
だが、最近は無意識にメンタルトレースをしてしまい失神する事が多くなった為、炯に使う事を禁じられている。
いわゆる探偵役だが、相棒の炯に比べれば比較的小柄ながらもパルクールも習得しているらしく、ビルの間を重たいケーブルを背負って立ち回るなどの高い運動能力を持っている。
明るく飄々として、物怖じしない性格をしているが、過去に起こったあることが原因で父親の車でしか熟睡できないというトラウマを持つ。おかげで四六時中寝不足気味で、立ったまま目を開けて寝る妙なスキルも取得している。
加えて、悪魔のような顔をした謎の人物を幻視するようになっている。
炯と同じく、「真実」に対しては偏執的ともいえる執着心を持ち、各機関からの苦情をも恐れぬ強引な捜査で真相に近づこうとし、強引な手段で犯人逮捕のルートを作ろうとする破天荒なところもあり、上司の霜月美佳を悩ませている。
監視官という立場だが、潜在犯である部下たちに物怖じせず「同じ人間」として扱い、運転も炯が居ない時には入江に任せるなど、潜在犯への差別意識はない。因みに本人も運転免許は所持している。
その秘密
爆弾テロの主犯のひとり久利須=矜持=オブライエンを追い詰めた際、デコンポーザーを構える雛河と久利須の間に割って入ったことで、雛河がその事実に直面することとなる。
生ける爆弾ともいえる久利須に物怖じすることもなく、説得を繰り返す灼の犯罪係数はみるみる下降していき……最終的に0.00を計測。
雛河からの報告を観た霜月課長が瞠目したこの事実は、すなわち灼がシビュラの現在の価値観では推し量れない精神性の持ち主であること、すなわち第一期にてその恐ろしさと悲しさを存分に発揮した槙島聖護同様の、免罪体質者であることを意味している。それが慎導灼という人間のひとつの真実だった。
およそ200万人にひとりの割合で出生する特異体質である免罪体質者は、本来であれば藤間幸三郎の語ったように「他者にいたずらに共感することも情に流されることもない」、孤独を約束された精神性の持ち主の筈だが、父親から薫陶を受けた共感技術によって、限りなく他者の精神に寄り添うことを可能としている。
推薦者である常守朱と、シビュラの端末のひとつである細呂木局長はこの事実を承知の上で灼を監視官に起用。シビュラはみずからの一員になれる素養を持つ灼に、「シビュラの盲点を埋める」という重責、そしてシビュラの正体を市民に公開する際の「橋渡し」としての役割を期している。
備考
前述の槙島聖護と同様の免罪体質者であるほか、特徴的な金色の瞳が共通している。更には誕生日が槙島聖護の命日、という小ネタも。
エンディングでは灼の犯罪係数が0.00と計測される。
一人称は主に「俺」であるが、稀に「僕」になったりする。
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放送局、主人公且つ中の人繋がりであり、ダブル主人公の片割れ等と共通点が多い。因みに、片割れの中の人も相棒と同じである。