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事象地平戦線アーディティヤの編集履歴

2022-07-09 21:56:02 バージョン

事象地平戦線アーディティヤ

じしょうちへいせんせんあーでぃてぃや

『事象地平戦線アーディティヤ』とは、正田崇の小説。

私が正しいとは、絶対に言わない


概要

シナリオ正田崇
原画Gユウスケ

神座万象シリーズ』第5作。

神座のシステムがまだ無い時代。不死の呪いに冒された世界で後に神座世界の元凶となった六人の若者達の戦いを描くSF戦記


神座シリーズの全ての始まりとなった零の時代(第零神座)の物語。

前作と同様に元々は『Dies irae PANTHEON』の1エピソードとして収録される予定だったとのこと(神座万象ラジオ「義者通信」#9より)。


2022年2月18日連載開始。

現在、クリエイター支援プラットフォームEntyおよびFantiaにて製作・公開中。

毎週金曜19時頃に本編と設定集を交互に更新している。


序章のみ無料で公開されている(Fantia版Enty版)。


あらすじ

その宇宙には死が存在しなかった。

老いはあり、病もあり、負傷も常識の範囲でしか治らない。

だが死なない。


生きている。

本来なら希望に繋がるはずの状態が、おぞましい呪いと化した世の中で不死者たちは争い続ける。


なんのために?


ある者は真の不死を手に入れるため。

またある者は正しく死ねるようになるため。

そしてある者は、どうしてこんな世界になったのかを解き明かすため。


目的は様々だが、そうした感情に依ることでしか生を定義できなかった。

生きるとは、想うこと。

ゆえに彼らは祈り続ける。願いそのものよりも、願うという行為自体に価値があると信じたのだ。


すべては人の心が織りなす物語。

だからこそ不完全で儚くて、尊く、そして美しい。

この道がたとえどんな結末に至ろうと——

心だけは失わないと我らは誓った。


(公式サイトより引用)


登場人物

六人の若者達

CV:小松未可子

主人公。『不死の呪いを征服して、完全な不死を目指す勢力』“連邦(ブラーフマナ)”の特殊部隊、真我兵団を率いる大尉。優秀な軍人ではあるが、それ故に困難な戦場へと投入されるためその軍歴はほぼ負け戦。影では疫病神扱いされる毀誉褒貶の激しい人物。


  • ヴァルナ

CV:前田剛

“連邦”の名家アートマン家の跡取りでミトラの義兄にあたり、同じ“連邦”内でも嫌われ者である中佐。

後の全ての時代に現れた観測者と呼ばれる者達のオリジナル。


  • アリヤ

両脚を機械の義足にしたサイボーグの女性。真我兵団に加わったばかりだが、振り回される苦労人。

国粋主義者で“連邦”の典型的な人物。


  • サヴィトリ

『普通の人間として生きて、死にたい勢力』“帝国(シャイヴァ)”の大佐。ミトラ達にとっては何度も激突する相手。己の主君であるテルミヌスに絶対の忠誠を誓っている。直接的戦闘ではなく、指揮官として対決する。


  • シャクラ

宇宙海賊“ルドリヤ戦群”の首領である巨漢の男。この時代の個人としては最強の戦闘力を持ち、あまりにもの非現実的な強さのために、架空の人物と思われるほど。思想としては『死が存在しない世界で、命を奪いたい、殺したい』という“帝国”に近しいもの。最悪の犯罪者とされるが、合理主義者のサヴィトリは彼を雇っている。


  • ヴィヴァス

宗教国家“教圏(トリヴィクラマ)”の教皇の孫娘。前述の二つの勢力とは違い、『不死の理由を求める勢力』。

かなりの知的好奇心が旺盛でエキセントリックかつ悪戯好きな人物で、不死の真実を解き明かしたいと思っている。その知的好奇心ぶりは狂人というべきレベルで、不死の世界でなければ殺人鬼同然のことすら好奇心に任せて行うほど。


他の人物

  • コウハ

ミトラの側にいる生き物なのか、機械なのかよくわからない猫のようなもの。ミトラからは「白饅頭」呼ばわりでぞんざいに扱われている。本作は彼女の視点で語られる。


  • サティー

ミトラの副官である女性。付き合いは非常に長い。


  • テルミヌス

“帝国”の皇子。サヴィトリが支える。この時代の者としてはかなり聡く賢明。


用語

  • 不死者(アムリタ)

この時代を地獄へと貶めた呪いの名にして、これに呪われた不死者達の総称。

後の時代には不死身じみた再生能力や理を有する者が生まれてはいるが、これらとは決定的に異なり、これは呪いでしかない。なぜならば、この呪いは斬られても、燃やされても、老いても、粉微塵になっても死なないだけで、特殊な再生能力など皆無であり苦痛が永遠に残り続ける。死という終わりの安息すら取り上げられている。

本編時点ではこの呪いに溢れてから、何千年も経過しておりもはや人類は死というものがなんなのかわからなくなっている。


  • 壊者(ユガ)

不死者の成れの果てで、体を壊された不死者は己の壊れた体を骨のみであっても周知に晒すことを本能レベルで嫌悪する。せめてもの慈悲として灰も残らず滅却することで、少しでも低減させる壊葬という処置をとることが便宜的な不死者達にとっての死の扱いとなる。体を滅却された不死者は苦痛は残り続けても、誰から認識されなくても精神体のみで動けるようになる。これが壊者である。


  • 劫暦

作中の暦。第一劫暦、第二劫暦、第三劫暦、第四劫暦の八つの時代に区分されている。

本作開始時は劫暦の始まりから11198年が経過した、第四劫暦の末期である劫暦11198年にあたる。


  • 新世代(クリシュナ)

第四劫暦の末期からおよそ百年前から出現した特殊能力者達。アスリートのトップ層級の身体能力は当たり前、最大の要素は特殊能力アヴァターラを発現させたこと。


  • アヴァターラ

新世代達に発現した特殊能力。大別すると、発動形態に三種、能力系統に三種類ごととなっている。


関連動画

アナウンスティザー


ストーリー紹介ティザー


関連タグ

神座万象シリーズ DiesiraePANTHEON

インド神話


シリーズの時系列

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