概要
マゾヒズムの嗜好を持つ人。語源はオーストリアの貴族で作家(小説家)でもあったザッヘル=マゾッホ(レーオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ)から。略称として「マゾ」、頭文字をとって「M」と称される場合もある。度が過ぎると「ドM」になる。
対義語はサディスト。サディストとマゾヒストの掛け合いを「SM」という。サディストを兼ねてる場合はサドマゾヒストと呼ばれる。
サディストと同様、大抵は否定的に見られがちであり、度が過ぎれば「普通の神経の持ち主じゃない」などと揶揄、軽蔑される事もしばしば。下手をすればマゾヒスト自身がDV(ドメスティックバイオレンス)などに巻き込まる危険性もある。
- 殴られてイってしまったり、性的に快感を覚えてしまう場合はマゾヒストではなくアルゴラグニア(苦痛性愛、algolagnia)となる。
- ちなみに成長過程によってはこういう性格になってしまうのが主な原因なんだろうか。できる限りは、専門家の意見を優先して聞いておくことを推奨。
世間で使われる3種類のM
- その1 俗語としてのM。性格を表す言葉(日常会話)。
- その2 いわゆるエロ系のM エロの好みの一種。SMでいうMなど。
- その3 異常性癖(他者からの身体的、もしくは心理的な苦痛を受けること、もしくはそれを空想することに性的興奮を反復的に感じ、それが臨床的に意味のある苦痛、または、社会的、学業的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている場合性的マゾヒズム障害の診断を付けることができる)。
マゾヒストなキャラクター
※ドMの項目を参照。
関連タグ
関連M名称
関連Mシチュエーション
ソフトM…マゾヒズムから派生した性癖の一つ
快感…神経からの刺激的にお気に召した意味ではこっち
類似タグ
(評価タグ的意味合い有り)
(評価タグ的意味合い無し)
女×男 女攻め 男受け…「女性が男性を掘る」という意味合いの場合有り
その他
官能小説…陵辱モノも含め、その手の登場人物が性別問わず多い