概要
正式な表記はδ種。
FRLG発売に合わせて開始したポケモンカードゲーム第7シリーズにのみ登場する、「ホロン」と呼ばれる場所の特殊な環境によってタイプが変化したポケモンを指す。
例……雷タイプのバンギラス、草タイプのカイリュー、炎タイプのサーナイト
また、どくタイプの悪は、ニドランで用いた後、剣盾シリーズで公式となる。
後のリージョンフォームとは異なり外見に大きな差異はなく、タイプの特徴が技に現れるか否か程度の変化である。
オーラのようなものを見に纏うという表現は見られた。
タイプの変化は様々で、丸っきり変わってしまうものもいれば、他タイプが追加されるだけのものもいる。弱点タイプは通常種と同じである。
pixivでは、カードとは関係なく本来と異なるタイプを持ったポケモンを描いたイラストのタグとしても使われている。
「δ種」はカード名には含まれないので、デッキに入れられるのは通常種・δ種含めて4枚までとなる。このためδ種から通常のポケモンに進化したり、逆にδ種へ進化することもできる。
名前の由来は、ギリシア文字の4番目の文字δ。これは通常のポケモン・ポケモンex・ポケモン☆に続く4つ目の種類という意味である。
複合タイプになるポケモンに鋼タイプのカードが多いのは、同シリーズ内の拡張パック「ロケット団の逆襲」において「わるいポケモン」や「R団のポケモン」により悪タイプのカードが大量に増えたため、バランスを図るためではないかと思われる(当時の鋼と悪は特殊エネルギーしか存在せず、その恩恵を受けられるこれらのタイプは特別な存在だった)。
関連イラスト
関連タグ
リージョンフォーム……こちらは姿も異なる
テラスタル……こちらは全身が宝石みたいになり、装飾も増える