演:キアヌ・リーブス
吹替:森川智之
概要
映画『ジョン・ウィック』シリーズの主人公であり、作中で最強の実力を持つ殺し屋。
作中でも語られた「鉛筆一本で三人殺す」に始まり、あらゆる銃器や刃物の扱いに長け、場合によっては本やベルトでも戦う。
本名はジョナサン・ウィックで〝ジョン〟は愛称である。
ただし、彼は元々ベラルーシ出身の東スラブ系であり、実際の本名はジャルダニ・ジョボノビッチでジョナサン・ウィックはアメリカの帰化名である。
非常に寡黙且つ真面目でストイックな人物であり、必要以上に話すことはない。
元々アメリカ海兵隊出身であり、背中に刻まれた「Fortuna Fortes Juvat」のタトゥーは「幸運は勇者を好む」という意味で在日米軍のモットーである。
銃を胸の前あるいは顔の前までひきつける独特の構えが特徴。
これは現実にも用いられている構え方で、「C.A.R.システム」と呼ばれる。狭い場所での近接戦闘で、素早く効率的に拳銃を活用するために用いられる。
元々はロシアンマフィアであるタラソフの組織に所属する殺し屋でその一騎当千ぶりから「バーバ・ヤーガ」、「ブギーマン」として恐れられた。
物語の5年前に妻のヘレンと出会いヴィゴが引退条件として出した「不可能の殺し」を達成して殺し屋家業を引退、一般人として暮らし始めて5年が経っている。
しかし、妻のヘレンは結婚して数年で病によって亡くなってしまい、忘れ形見として受け取った犬のデイジーと過ごしながら車を飛ばす日々を過ごしていたが、ある時ガソリンスタンドでロシア人のギャングに車を売れと迫られるも拒否すると、深夜に部下を引き連れたギャングによってリンチを受けたうえで犬のデイジーが殺され、車も奪われてしまった。
そしてそのロシア人ギャングがかつて仕えていたヴィゴの息子であるヨセフと判明、全てを失った彼は家の地下に封印していた〝仕事道具〟を掘り出し復讐に赴くことになる。