CV:岩男潤子
「―――わたしには
大好きな人が幸せでいてくださることが いちばんの幸せなんです」
プロフィール
誕生日 | 9月3日 |
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血液型 | A型 |
好きな科目 | 音楽・国語 |
嫌いな科目 | なし |
所属クラブ | コーラス部 |
好きな色 | ベージュ・白 |
好きな花 | 木蓮・桜 |
好きな食べ物 | 蕎麦・寿司 |
嫌いな食べ物 | ピーマン |
得意な料理 | イタリア料理 |
今欲しいもの | 新しいビデオ編集機 |
人物
主人公・木之本桜(以下「さくら」)の同級生で、1番の親友の少女。
小学3年生の頃からさくらのクラスメートであり、友枝中学校に進学したクリアカード編でも同じクラスである。
自身は魔力を持たないが、さくらがカードキャプターであることを知る数少ない人物の1人でさくらの最大の協力者の1人でもある。知世のアイデアで封印に成功したことも何度かある。
原作ではさくら(とケルベロス)の秘密を知ったきっかけは語られなかったが、アニメでは「翔」捕獲後に飛んでいたさくらをしっかりと撮影していた事が切っ掛けとなっていた。
歳に見合わぬ落ち着きと穏やかな性分の持ち主。
誰に対してもお嬢様口調で話すが、玩具会社「大道寺トイズ」の社長を母に持つ正真正銘のお嬢様。実家も広大な敷地内に大きな屋敷があり、メイドやボディーガードも大勢いる。
小学校時代からコーラス部に所属し、発表会等でソロを任せられる程歌が得意。アニメ版では知世名義の楽曲が複数制作されている。
また、裁縫や料理等の家事全般も器用に熟す。特に裁縫に関しては、後述の理由でもはや「得意」の域に収まらないプロ並の腕を持つ。
母・園美はさくらの母・撫子と従姉妹の関係にあり、さくらと知世も実ははとこ同士にあたる。
因みにに父親(=園美の夫)の詳細は不明。さくら曰く「知世ちゃんからお父さんのお話って聞いた事が無い」らしい。
さくらとの関係
親友のさくらの事を非常に好いており、そこには友人だけでは収まらない感情もあるらしく、実際にアニメでは「自分の好きとさくらの好きは違う」と明言されている。その為、カップリングイラストもかなり多く存在する。
どれだけ好きかと言うと、クロウカードの封印に挑むさくらに手製のバトルコスチュームを着て貰い、自らビデオ撮影する程。
アニメ版では、第2話の最序盤にも関わらず明らかに数十着はあろうコスチュームを専用車に格納している事が判明。本人曰く「特別な事をする時は特別な服を着なければ!」。
この知世の情熱のお陰で、さくらは作中で変身魔法少女さながらに様々な衣装を披露する事になる。
勿論、撮影した動画は自室の大画面で鑑賞している。
内容はどう考えても邪魔しない様に影でこっそり撮影している……とは思えないプロ顔負けのカメラアングル。クリアカード編では撮影用にドローンを導入したり、ケルベロスに「自分が居ない時でも撮影が出来る様に」とアクションカメラ(ケルベロスの頭部に取り付けるタイプの小型カメラ)とさくら用の新コスチュームを預けたりする等、撮影に対しての情熱は更に増している。
故にケルベロスによる撮影が上手くいかなかった際には、「ケロちゃん……」と底冷えのする様な声(エコーが掛かっており、知世の口元のみが写されていてコレを聞いたケルベロスがガチでビビっていた)で呟いた後に、普段通りの笑顔で「(撮影の)特訓ですね」とにこやかに言い渡している。
また、カード絡みの事件が起きた際は自ら撮影する機会がある時には友人を避難させた後に自分はさくらの撮影の為にさくらに付いて行く事が多い為、苺鈴に「ブレない」と言われた事がある。
そこまで彼女がさくらを強く想うのは、自分を遠巻きにする周囲と馴染めず孤立気味だった自分に、先入観無く接して来てくれた事に起因する。
そこから彼女の世界の風景は、現在の様な華やぐ物に変化した。
自分に人と接する楽しさ、誰かを想う素晴らしさを教えてくれたのが、他ならぬさくらだったのだ。
そんな彼女だが、最終的にはさくらの想いを優先し、自分は一度も告白することなく身を引いた。それでも日頃から「さくらの幸せは自分の幸せ」と考えていた彼女は、むしろ安堵の笑みを浮かべていた。
原作(さくらカード編)最終回のラスト数ページに彼女の姿はない。
どうなっていたかと思われたが再連載を経てさくら共々進学しており、彼女との関係は変わりなく続いているようだ。
このさくら好きが功を成したのか彼女を主人公としたスピンオフゲーム(勿論ゲームの内容はさくらの活躍を撮影する)や(特典だが)知世視点のアニメ作品が作られる、ソシャゲのコラボでは小狼以上に登場の機会がある等、扱いは良い部類に入る。