ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

オラサーダルク=ヘイリリアル

おらさーだるくへいりりある

オラサーダルク=ヘイリリアルとは、丸山くがね著のライトノベル『オーバーロード』に登場するキャラクターである。

ステータス

基本レベル46(種族レベル46+職業レベル0)
役職アゼルリシア山脈霜の竜の王(フロスト・ドラゴンロード)
住居ドワーフ旧王都(フェオ・ベルカナ)王城
属性中立(カルマ値:-25)
種族レベル幼年(ドラゴリング)10lv、若年(ヤング)10lv、青年(アダルト)10lv、長老(エルダー)5lv、古老(エインシャント)1lv
二つ名白き竜王

概要

アゼルリシア山脈“霜の竜(フロスト・ドラゴン)”達を束ね、ドワーフクアゴア達を制圧した竜王(ドラゴンロード)…を名乗っているが、実際はナザリックの面々からしてみれば)普通より多少強いだけの、ただのオスのフロスト・ドラゴン。

ただし、個としては強力なドラゴンでありながら組織力によって自陣営の強化を図るなど、現地勢力の中では英傑と言っていい発想力を持つ(十数頭にも及ぶ巨大な群れを作っており、単独行動の多いドラゴンとしてこれは例外的)。

また、群れはオラサーダルクが力で従えて妃としたメスのフロスト・ドラゴン数体と、その間に出来た子供で構成されている。

人物像

自分が最強の種族である事に強い自負を抱いており、「世界を生き抜くには強さこそが必要であり、生とは強くなる事、逆にそうしない事は生の否定」と考えている。

だが、強さの範疇に「知識」がある事に思いが及ばない様で、強さよりも知識を得る事に重きを置く息子のヘジンマールの事は見限っていた。

クアゴア達と表向きは同盟を結んでいるが、実態としては「自分達に奉仕するべき生物」と考えており実態としてはほぼ完全に従属させている。

雑務をさせるために王城内で働かせようと何度か考えたが、「下等種族が自分の城で動き回るのが嫌」だという理由で断念したり、そもそも時が来たら彼等を切り捨てて、“霜の巨人(フロスト・ジャイアント)”に挿げ替えるつもりだったなど、傲慢な性格をしている。

ドラゴンらしく価値あるものには見境なく誘引され、クアゴアに見返りの大量の金品を要求する他、アインズの身に付けた物品にさえ手を伸ばす。

その様な性格のため、作中屈指の強豪キャラではあるが王様優秀度は12キャラ中9位(自分を優先)だと、作者からも書かれてしまっている。

ドラゴンのパッシブスキルである、財宝を知覚する嗅覚で得たらしい財宝をかなり溜め込んでおり、アインズからも「流石はドラゴン」と言われる程であった(そのため作者から、個人裕福度は1位だと書かれている)。

強さ

種族の特徴として、強力な冷気のブレスや冷気への絶対耐性を持ち、第三位階の魔力系魔法を3つ行使する事が可能。もちろん巨体に見合ったパワーも備えていると考えられる。

妃の一匹であるムンウィニア=イリススリムを熾烈な争いの末に屈服させた過去があり、パワーやスピードも優れている模様(ちなみその戦いの余波で、ドワーフの西の都市『フェオ・テイワズ』が巻き込まれ、廃墟となった)。

なおドラゴンとして最高位まで成長しており、これ以上の成長段階はないらしい。

書籍版11巻のステータスを見る限り、戦闘力はアインズや階層守護者はおろか、プレアデスよりも劣る様である。

それでも転移後の世界では十分なまでの強者の部類に入るのだが、いかんせん相手が悪過ぎた

主な使用スキル

  • ドラゴンブレス

冷気を宿したブレス。霜の竜の最大の切り札の1つであり、成長と共に強化されていく。

作中の動向

ペ・リユロから、アインズを迎撃して欲しいと懇願される場面で登場。

その後に降伏勧告しに来たアインズを侮ってただのスケルトンだと思い込み、終いには「お前の装備品を全部寄こせば許してやる」などと宣って不興を買い、何も出来ずに瞬殺された(アニメ版ではよりあっさりとぶち殺されて終わった)。

なお遺体は実験に使うため、ナザリックの第五階層に保管されている。

遺された妻とほとんどの子供達は、あっさりと降伏してナザリックの傘下に降り、現在はドラゴン航空便として働いている。

関連タグ

オーバーロード(アニメ) アゼルリシア山脈

竜王(オーバーロード)

  • キーリストラン=デンシュシュア

オラサーダルクの妃であるメスの霜の竜。ヘジンマールの母親。アゼルリシア山脈の霜の竜では唯一、第一位階の信仰系魔法を行使できる。リユロたちの嘆願で彼らへの支援を決めた際、ヘジンマールを派遣することをオラサーダルクに提案した。

  • ムンウィニア=イリススリム

オラサーダルクの妃のであるメスの霜の竜。トランジェリットの母親。オラサーダルクとは過去に幾度にも渡る熾烈な縄張り争いを繰り広げた。

  • ミアナタロン=フヴィネス

オラサーダルクの妃であるメスの霜の竜。妃の中では最年少で、青白い一本角が特徴。

  • ヘジンマール

キーリストランとの間の息子。「デブゴン」と呼んで見下し、半ば見限っている。

  • トランジェリット

ムンウィニアとの間の息子。子供たちの中でも一番の腕力を誇っていた。アインズ相手でも反抗的な態度を崩そうとしなかったため、見せしめに遭い父同様に殺された。

同作品のキャラ。トブの大森林の東側を支配していた、“東の巨人”の異名を持つトロール

群れのリーダーという立場や傲慢な性格、強さに関してはドラゴンとトロールでは比べ物にならないが、両者共アインズをただのスケルトンだと侮って不興を買い、呆気なく殺された最期を迎えているため、短慮さではいい勝負と言えなくもない。