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概要の前に

『プレアデス』は、WEB版と書籍版で名前と人数が違う。ここでは投稿数及び、一般認知度が高い書籍版の設定を中心としつつ、オリジナルであるWEB版による誤差を追記・別記等の形にて記載する。

概要(転移前)

ナザリック地下大墳墓第十階層にて、《玉座の間》へ進むプレイヤーを待ち構える為に配置された、執事長セバス・チャンと純戦闘行為を前提とした『戦闘メイド』から成る防衛チーム。

非常に整った美しい容姿を持つ6人の女性NPCで構成されている。また、各々の名字にギリシャ文字が使用されているのも共通。

名前の由来はギリシャ神話に登場する七姉妹『プレーイアデス』の発音の1つ、『プレアーデス』から。

《ユグドラシル》時代に第八階層よりも下に来た侵入者はおらず(お客様は除く)、プレアデス含む第九・十階層の情報が外に知られる事は無く、本来の役目を果たす事は無かった。

サービス終了当日、モモンガより最後の命令を受けて全員が《王座の間》に移動。終了時間を迎えた時、『プレアデス』は……

概要(転移後)

他のNPC同様、フレーバーテキストに書かれた設定が具現化。アインズ及び周囲の認識では『プレアデス』=『戦闘メイド』で、セバスは『プレアデス』というメイド集団を従える存在という立ち位置。これは後述する『プレイアデス』に所以する。

転移後はナザリックの地表部分にログハウスが作成され、セバス以外のプレアデスの面々が仕事を任されている事が、劇場版特典小説『プレイアデスな日』で明かされた。仕事は1日毎に持ち回りで行っている。

最大の任務は、指輪を持たずにナザリックの外へ向かったアインズが帰還した際に出迎える事。次の任務は外敵が来た場合に相手の狙いを調べ、そして敵が強大な場合は無抵抗に殺される事(理由はナザリックに大義名分を与えるためであり、落とし所を探る目的がある)。そして最後の任務は、相手がまずログハウスを訪問し礼儀正しく挨拶した場合は、ナザリックにとっては寛大と言える僅かな慈悲で最終警告を行う事である

姉妹はメイドとしてはメイド長のペストーニャ・S・ワンコ、戦闘メイドとしては執事長のセバス・チャンの指揮下に入っている(ただし戦闘に特化している関係上、メイドらしいスキルを備えているのはユリのみ)。

ちなみに、メイドとしての服装と戦闘時における服装とで、デザインが異なっているメンバーが何人かいる(主な差違は甲冑部分の有無)。

普段はセバス・ソリュシャン(商人に偽装)、ルプスレギナ(カルネ村の監視及び護衛)、ナーベラル(冒険者としてモモンに同行)は外界に出て、シズとエントマはナザリックに勤めていた

『姉妹』と銘打ってはいるが、種族は全員バラバラで実際の血縁関係は無い。しかし仲は非常に良く、定期的に『お茶会』という名の連絡会を開いては互いの近況について報告し合っている。

 

書籍版とWEB版での違い

WEB版では『執事長セバス・チャンと戦闘メイド』とだけあり、『プレアデス』という名称は無い。

そもそもプレアデスという名前自体が、『プレイアデス』に関する伏線である。

プレイアデス

ある規定を満たした場合にのみ発動する、戦闘メイド末女“オーレオール・オメガ”をリーダーとした戦闘チーム。

作中ではこの規定に抵触したセバスが、プレアデスの直接指揮権をオ-レオールに移動。それによりプレアデスは、プレイアデスに移行という事となった。

『プレアデス』という名称は長女~六女までの6人を意味している為、オ-レオールは『戦闘メイド』でこそあるが、『プレアデス』には含まれていない。

オ-レオールを含めた長女~七女だから、『プレイアデス』という意味なので、ゲヘナ以降の小説・漫画を書かれる人は注意。

この規定は《ユグドラシル》時代から存在しており、発動した描写は無かったが、転移後に発覚した情報から、領域守護者であるオ-レオール指揮下での戦闘状態に関する物だと推測できる為、彼女の守護する『桜花聖域』に関わる事なのかもしれない。

『桜花聖域の領域守護者』であるオ-レオールは、命令が無い限り外に出て来ない。その為、普段は長女であるユリがリーダーを代行している。

なおプレアデスの名称は原典たるWEB版には無く、現時点でオ-レオールは登場していないが、書籍版7巻に掲載されたアインズと100レベルのNPC達が描かれたイラストにて、シャルティアの横にシルエットの状態で描かれている。

よって、書籍でわざわざ『プレアデス』と銘打った時点で、いずれオ-レオールが登場する=7人目の姉妹が登場するという伏線だったのであった。

強さ

レベルは46~63という、《ユグドラシル》基準で言えば決して高くない方であった。

これは元々《ユグドラシル》時代においてプレイヤーが最下層に侵入した際、至高の四十一人が《玉座の間》に集結する際の時間稼ぎを前提としている為、戦って勝利する事は考慮されていなかった事が関係している。

しかし、転移後の世界では30レベルを超える者すら殆ど存在していないため、全員が比類無き強さを誇る。

作者は5巻&6巻雑感において「現地の英雄、逸脱者で何とか倒せるかもしれないラスボスと設定されている」と語っていると同時に、「50レベルぐらいなら勝てる奴ってこの世界に色々といる。真なる竜王(ドラゴンロード)が相手だとプレアデス全員でかかっても相手にならない」とも明かしている。

七人姉妹の種族と創造主

現時点では、全員の創造主(および容姿)は明かされていない。

名前創造主(書籍)生誕順種族備考
ユリ・アルファやまいこ長女首なし騎士(デュラハン)
ルプスレギナ・ベータ獣王メコン川次女人狼(ワーウルフ)※1
ナーベラル・ガンマ弐式炎雷三女二重の影(ドッペルゲンガー)※2
ソリュシャン・イプシロンヘロヘロ三女不定形の粘液(ショゴス)※2
シズ・デルタガーネット四女自動人形(オートマトン)※3
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ源次郎四女蜘蛛人(アラクノイド)※3
オーレオール・オメガ末女人間

※1…一応、創造主が獣王メコン川というのはアプリのみの話。書籍等ではまだ未発表。

※2…双子という設定。どちらが姉か妹かという事は決められていないが、当人達は気にしていない。

※3…とりあえず双子らしいが、どっちが姉か妹かという事は決められていない。当人達は気にしていて、時々それで口論になる。

書籍版とWEB版での違い

年長順が明らかにされている。書籍版との違いに要注意。

姉妹創造主(WEB)生誕順
ユリ・アルファやまいこ長女
ルプスレギナ・ベータ次女
ナーベラル・ガンマ弐式炎雷三女
シズ・デルタタブラ・スマラグディナ四女
ソリュシャン・イプシロン五女
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ六女

 WEB版設定より~

関連タグ

オーバーロード(アニメ)

ナザリック地下大墳墓

アインズ・ウール・ゴウン セバス・チャン

プレアデス曖昧さ回避

他作品の類似集団

同じ『小説家になろう』の作品である、『陰の実力者になりたくて!』に登場する集団。主人公直属の精鋭集団』『全員が女性かつ美女』『名前にギリシャ文字が使用されている(ただし、こちらはファーストネーム扱い)』という点が共通している。

しかし相違点として、こちらは組織の最高幹部という扱いである事が挙げられ、立ち位置的には階層守護者に近い。

ちなみに作品同士が版権元が同じKADOKAWAである事もあり、アニメ放映時や2023年のエイプリルフールにはちょっとしたコラボも行われ、同年のハロウィンではミニアニメで共演を果たしている。

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  • 転移過去シリーズ

    リラと女神の涙

    タグはこの様になっていますが、毎度の如く階層守護者の面々、使用人達、皆沢山出るし色々しています。切りが無いので厳選しました。 そしてまたまたお久しぶりになってしまいました。もうここ一年ほど、オバロの連載は以前宣言していた様に、大筋をざっとまとめて肝心な部分の説明だけ載せて、一番最初のメモみたいに投稿してしまおうかとずっと迷っています。 そう思って復習のつもりで過去作を読み返していくと、やっぱりちゃんと本編書きたいなーでも半端な所で切り上げてメモってのも白けるよなーと、うだうだしてしまって時間が経っていきます。 それでもいよいよ決心するべきかなと思って、今回も要点をまとめてみようと思ったんですが、曖昧なままで放置するつもりだったり、元々練っていた設定より、もっと良い描写とか設定とかが降りてきちゃって、これ本文に仕上げたらめっちゃ良いじゃん!となって堂々巡りです。そんな具合でできたのが今回のこちらでございます。 本当にもうがっつり本編書くの無理だな(要領的に)と思ったら、諦めてメモを投下しに参ろうと思っています。 でも趣味でやってるものですから、ガーッと衝動的に書くのが一番楽しいんですよね。
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プレアデス(オーバーロード)
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