ラッツベイン
らっつべいん
秋田禎信によるライトノベルシリーズ「魔術士オーフェン」の主人公の娘。
人物概要
魔術士オーフェンの主人公オーフェンとヒロイン、クリーオウとの間に生まれた娘。黒髪黒目の女性で、三姉妹の長女にあたる。
魔術学校には通わず、「なんか似てるから」という理由でオーフェンからオーフェンの元弟子、マジクに押し付けられ、弟子となる。
普段のんびりとした師匠の姿ばかり目撃していた為か、魔術士の中でも頂点に位置するマジクの魔術を目の当たりにしても「弱っちさ満点」「町内最弱」という認識を変えないため、交わされる会話は師弟揃ってずれている。
魔術の腕と威力は父親譲りだが、モグリの魔術士であることに加えて問題だらけの性格が災いして一向に定職にありつけず、アルバイト生活を数年続けていたが、帰郷してオーフェンの結成した魔術騎士団に所属、マジクの部下として働いている。
性格はひたすらマイペースで、どんな時でも緊張感のかけらも無い呑気な素振りを見せているが、父親曰く、引っ込み思案な面もあるらしい。打たれ弱い面もあり、ひとたび逆境に追い込まれパニック状態に陥ると、プッツンを起こして大暴走するという悪癖を持つ。