概要
2000年から2001年にかけて全6巻発売された。監督は『新世紀エヴァンゲリオン』で副監督を務めていた鶴巻和哉。挿入歌とテーマ曲は一部を除き全てthe pillowsが担当した。
ウエダハジメのコミカライズにより漫画化、本編の補完を施され小説化されている。
主な登場人物
ナンダバ・ナオ太(CV:水樹洵)
小学6年生。常にクールに振舞い生意気な発言をするが、根は純情で照れ屋な普通の少年。アメリカへ野球留学中の兄・タスクの元恋人・マミ美から真意の掴めない誘惑をされ、それを流されるままに受け入れている。ハル子にベースギターで殴られてから額に奇妙な角が生え、そこから様々な物が出てくるようになってしまう。
ハルハラ・ハル子(CV:新谷真弓)
ナオ太の前に突然現れた謎の「ベスパ女」。本名はハルハ・ラハル。自称19歳の「宇宙人」。常にテンションが高く傍若無人。所持するベースギターは武器にもなり、その他様々な用途に使用される。ナオ太を利用して自らの野望の達成を目論んでいるが、少々内向的な面を持つナオ太を元気付けようとするなど、意外と世話好きな一面も時折見せている。劇中で最も多彩なコスチュームを着用する人物。
サメジマ・マミ美(CV:笠木泉)
何かとナオ太に連れ添う女子高生。17歳。ナオ太の兄であるタスクと交際していたが、タスクが留学先で新しい恋人を作ってしまった事で事実上失恋。その影響からか度々自暴自棄にも見える言動を繰り返し、ナオ太にちょっかいを出す。未成年にもかかわらず喫煙者である。語尾に「っす」を付ける独特の口調で話す。写真撮影が趣味。
ニナモリ・エリ(CV:伊藤実華)
ナオ太のクラスメイトで学級委員長。父は市長というお嬢様だが、家庭は数々の問題を抱えている。一時ナオ太を意識していた。