概要
1966年4月12日福岡県出身。血液型O型。本名石井麻美(いしいまみ)。
1992年にアルバム『Bingo!』でメジャーデビュー、その後初のシングル「愛があれば大丈夫」でリリースし、いきなりのヒットとなる。翌年の1993年にはアルペンCMソング「ロマンスの神様」が170万枚を越える。この曲のヒット以降アルペンのCMソングを長年担当し続けることとなり、「幸せをつかみたい」「ゲレンデがとけるほど恋したい」「DEAR…again」「promise」「ストロボ」とヒットを飛ばし、「冬の女王」としての地位を確立した。
広瀬香美=冬のイメージがあまりにも強すぎることやボイストレーナー・合唱団としての活動を優先していたため冬以外での新譜リリースは少なく、デビュー当初はもっぱら歌番組の出演ばかりでライブを開いたことすらなかった。最もこう言った冬の曲はそのリリースに合わせる為専ら夏に書いている事が多い。また広瀬は自身の曲である「夏だモン!」や広末涼子に提供した「summer sunset」などの夏の曲も相当数書いている。
また元々歌手志望ではなく、音楽作家になることが目標だったこともあり、上記に挙げた広末涼子をはじめ、多くの歌手・アーティストに楽曲提供もしている。
アニソン関連ではTVアニメ『カードキャプターさくら』初代エンディングテーマ「Groovy!」を歌唱している。同じく初代オープニングテーマ「Catch You Catch Me」も元々は広瀬が歌唱する予定だったが、広瀬の歌声では大人すぎるとして代わりにグミ(現:meg rock)が担当することになったと言う。
1999年に大沢たかおと結婚するが2006年に協議離婚、その後2008年にアメリカ人男性と再婚している。
ここ数年はいきなりオタクに目覚めたりヒウィッヒヒーを商標登録したりとエキセントリックな言動が目立ち、何かとお騒がせな歌手でもある。2018年にも前事務所に無断で芸名のまま移籍を発表し騒動になった。
2020年からは気分が落ち込み明るい楽曲が書けない気分転換として、自らピアノ弾き語りで米津玄師やあいみょんなどの楽曲をアレンジして歌い上げる「広瀬香美の○○歌ってみた」シリーズを自身のYouTubeチャンネルに投稿し始める。それがあまりにも自由奔放に歌い過ぎるので話題を呼んだ。