「ただ、その…何ていうんだろうな。」
「説明しづらいんだけど…」
「笑ってほしい…って思ったんだよ。」
概要
『ギルティギアXrd』にて初登場し、ソル=バッドガイによって捕縛された少女ラムレザル=ヴァレンタイン。そしてソルに育てられ、彼と行動を共にする少年シン=キスク。
ソルをはじめとする周囲がラムの尋問を行おうとする中、シンは一人で彼女と話すと言い出す。彼女に感情が存在すると考えたシンは、何とかして笑わせてやろうと毎日部屋を訪れるようになる。そのうちラムの姉妹であるエルフェルト=ヴァレンタインも加わり、交流を重ねていく。
ハンバーガーや魔法犬などの初めて知るものや、シンとの対話により、ラムも少しずつ心を開き始め、次第に彼女自身の想いが芽生え始める。二人で星空を見上げるシーンは必見。
続編の『-REVERATOR-』ではとある共通の目的のため共闘。
ラムの態度も前作と比べやや軟化し、周囲に対しても彼女なりに歩み寄ろうとする姿勢がみられる。バトル勝利時のセリフも、攻撃的だった前作から変化し、相手を慮る言動が増えた。特にシンに対しては信頼も大きくなったようで、彼に対してのみ一言「…痛かった…?」と心配そうに声をかけている。
アフターストーリーでは奪還したエルと共に、キスク家で家族として過ごす様子が描かれている。
『-strive-』ではシンがプレイアブルキャラクターでないためか、本編における絡みは無し。ただしラムは戦闘中の台詞のいくつかで、シンを大切な人の1人として挙げている。
また、DLCのアナザーストーリーではラムとシンがセットで登場。暴走するディライラへの対処に梅喧らと共に奔走することになる。終始シリアスなストーリーではあるが、真偽が判断しづらいトンデモ知識を得意げに話すシンと、それを素直に鵜吞みにするラムといった具合に、前作のようなほっこりする場面もあってファンを喜ばせた。
同時に、シンの追加参戦を待ち望む声も上がっている。
余談
ラムがシンの一撃必殺技を受ける際、彼女の「大丈夫、怖くない。」というセリフが、完全に『ラスボスに挑む前の主人公とヒロインの絆溢れる会話』にしか聞こえない、と一部で話題。